刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

初対面の人に優しくする事

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 仕事は簡単だ。洗い物と盛り付けしかしない。なのに帰り、物凄く疲れているのは、往復2時間以上かかるからだ。仕事が終わって電車で立ち、揺られて待つのはとてもしんどい。

 駅を降りれば、妻が待っている。世界一愛おしい女性だ。帰路の中でキスをする。

 疲れを癒してくれる。俺の頑張りを認めてくれる。

 今日は晩御飯を決めていなかったので、スーパーに行った。


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 じゃがバターと鶏肉の山賊焼き。あと豚肉のネギ味噌焼きも食べたけど撮ってない。

 じゃがバター以外は不味かった。

 そういえば、家に帰れば隣に住む中東系の女性に声を掛けられ、Wi-Fiの設定をしてほしいと家に招かれた。その子の同居人がシャワー浴びていて、バスタオルを巻いた姿を目撃してしまった。気まずかった。話通しとけよ。

 今日は初対面の人に優しく出来た。親切にするとこちらも気分が良いな。

 結局、機材を無くしてたみたいで設定は出来なかったんだけどな。パスワード書かれた書類なくしたみたいだし。

 まあ良い。今日は良い事をした。俺の仕事はお年寄りを喜ばせられる仕事だし、とても尊い。頑張ろうと思えるやりがいがある。

 妻は寂しそうに帰りを待っている。家に帰れば妻を抱きしめる。愛に満ち溢れている。

 初対面の人に優しくする事。対人恐怖症の俺には無理難題だけど、今日は機嫌が良かったので出来た。死ぬまでにやりたい事であった。

 感謝される事が行えるのは、とても素敵。

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