過去に何度か、ホスピス医が書いた本や人生最期に関する本の読書感想文を書いた。
何回も泣いた。2度読んで2回も嗚咽した本だってある。人の最期に携われる仕事の尊さに感動した。そして、俺もそんな仕事がしたいと思った。
ホスピスケアに従事できる知識はないけど、調理なら経験があった。介護施設の料理人になる事を志した。
そして今日、その仕事が出来た。
自分で作って食ってみる。美味かった。もしこれが最後の晩餐になっても満足だろう。
最期の食事を作れる職業って素敵だと思う。食事は人生の醍醐味だ。人生を彩る助けが出来ているのかもしれない。
料理は楽しい。久しぶりに自炊したいなって思った。
ホルモンを三種類食べた。歯応えのある食べ物は好きだ。噛み締められる喜びを感じられる。妻には豚肉の味噌焼きを作ったけど写真撮り忘れた。
燃えていたいな。明日なんて来ると思わず。
崇高な職業に美味しい食事、素敵な妻。申し分ない至福の人生。今日死んでもいいように生きるのが人生だからな。
真剣に取り組める素晴らしい仕事が出来て良かった。満足な1日を過ごせた。