刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

妻以上に美しい女を見た事がない

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 昨日のブログに書いた通り、今日は焼肉に行く。

 男に二言はない。決めた事はやる。

 俺は自分のものにしたかった女も略奪した。美しい物を並べたくなるのがコレクターだ。俺に物欲はないが、心惹かれたものは必ず手に入れる。

 妻は、よく居る巨乳と美尻のいい女ってだけじゃなくて、心が通じ合えた初めての女性だ。対人恐怖症の俺が、初めて心を開いた。俺に「生きていて良かった」と言わせた。

 退屈だった。ゴミ屋敷で暮らし、コンビニやスーパーの飯で腹を膨らませ、つまらない動画を垂れ流して時間を潰す。仕事も面白くない。俺はただ、生まれてしまったから死ぬのを待っていたに過ぎない。

 酒と煙草、AVとカルパスがあれば生きていられた。

 1人だった。友達なんて出来た覚えはない。身内にすら煙たがられる。嫌われる事は数あれど、好いてくれる奴などいない。そんな人生だった。好かれようともしていない。人なんて全員嫌いだ。そう思っていたのに、恋をしてしまった。禁断の愛だった。だからこそ刺激的で、新鮮な日々を過ごせた。

 俺の人生を色濃く煌めかせた。彼女はどんな宝石よりも美しい。

 俺は心を奪われた。だから彼女を奪ったんだ。

 今は妻になって横で寝ている。俺はこいつと生涯を共にする。初めて交わった女と結婚するなんて、浪漫的じゃないか。

 

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 俺はハードボイルドに憧れるロマンチストになってしまった。妻が俺を変えたんだ。でも、変わらないものがある。それが、カルパスだ。

 小学生の頃から間食はこれと決まっている。どんなに高級なイタリアンでもこれには勝てない。今日も頑張って生きた自分へのご褒美だ。

 俺は結局、成長していないのかもな。男なんかずっと少年のまま。だからこそ、大人の女を求めた。色気のある素敵な女性を。

 女にうつつを抜かすなんて、俺も焼きが回ったか?

 だとしても、俺は1人の女性を愛し続ける。守りたくなったんだから仕方がない。

 付き合う前、2人で喋っていた時、妻は涙を流した。彼女は心が渇ききっていた。俺と一緒で、愛が不足していたんだ。

 女が泣いていたから。守るのに、他の理由がいるか?

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