刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

俺はどう生きたのか

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 朝6時に起きて、7時からスーパーの日雇い。そんな3連勤も今日が最後。簡単な仕事で8時間働き、それなりに稼げるので良い。

 さあ、3月も今日で最後だ。俺は今年3ヶ月をどう生きてきたのだろうか。暇なので振り返ってみる。

 まず、本を読むくらい大好きなファストフード店で働いた。接客態度や仕事の効率、チームワークの大切さを学んだ。ネカフェと掛け持ちしていたが、こちらは仕事が楽なだけで自身の成長には繋がらなかった。

 そして、引っ越しを決意した。愛知県に飽きて出て行きたくなったからだ。退屈な街にずっと居たくなかった。だから更新月を待たず、違約金を払ってすぐに栃木県へ。

 何日かはホームレスだった。次の家は旅行しながら決めるつもりだったからだ。ラブホテルに泊まるなどして、自堕落だけど楽しい日々を送る。

 蕎麦職人に戻ろうとした。過去を思い返し、有意義だと感じた仕事をしたかったから。でも、面接官の人柄があまりにも悪くて、違う仕事を考え出す。

 きっと、神様が「他の事をしなさい」と言っているのだろう。

 さらに過去を想起する。職人時代でもっとも有意義だったのは何か。それは、お年寄りと接した事だ。客席で心臓発作を起こし、俺の作ったぜんざいが最後の食事になった方もいる。様々な方の人生経験、神秘体験を聞くなどして、学びのある対話もした。

 「桜じゃなくて、椿の様な女性を選びなさい」

 この言葉は、妻と結婚する後押しになった。常連客の発言だ。

 俺は介護施設の料理人になる事にした。経験者が優遇される業界だろうけど、蕎麦屋での面接が、俺を成長に導いた。自分の経験をどう話せば相手に伝わるのか、そこを意識する事が出来た。

 これでようやく正社員だ。働くのは明日からで、それまでは日雇いで食い繋いでいる。

 まさか俺が介護施設で働くだなんて、誰が予想しただろうか?

 先月の自分でさえ、想いにもよらなかった。面白い展開である。明日からの仕事が、自分に更なる成長を齎すだろう。

 ブログで1日を記録していると、自分の人生が小説のように感じる。このノンフィクション、主人公は俺だ。著者もまた、自分自身。

 これから先、どのような展開が待っているのだろうか。とても楽しみでならない。

 俺は俺を楽しませる為に、奇想天外で波瀾万丈な人生を歩んでいたい。自分が面白いと感じた方を選んで生きていくしかないのだ。だって、この選択が間違っていただなんて、証明しようがないでしょう?

 人間万事塞翁が馬。どっちの道を行けば正しいのか。それは誰にもわかりはしない。人間はただ、自身の幸福に向かって歩むしかない。

 茨の道を突き進む。この先に何があるのか。それは神のみぞ知る。だからこそ、浪漫があるじゃないか。

 

 ↓晩御飯

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