ゲッターズ飯田の占いによれば、今日は湯船に浸かってリラックスするといいらしいので、お風呂に入りながらブログを書いている。
引っ越しまで約1週間。もうこの街から離れるのだから、もう一度行っておきたい店を思い返した。ステーキ屋と食べ放題には行ったので、残すはあとカレー屋だった。
ここは、今まで食べたプレーンナンの中で一番の美味しさ。パンみたいにフワフワしてて分厚いし、一枚の大きさが他所とは違う。彼女が大好きなチーズナンも、他店より一回りは大きかった。
ルーも具沢山で美味しい。豚肉も鶏肉も柔らかく煮込まれていて、俺が頼んだカボチャカレーも甘くて美味しかった。
あと、インドカレー屋で必ず出てくるこのドレッシングは何なんだろう?
今度、機会があれば訊いてみよう。
それより知りたかったのは、前にエスニックな服屋で買った、とあるパーカーのこと。
インドかネパールの言語なのか知らないが、文字と星座が描かれている。
これの意味を、店員さんに訊いてみた。
「『自分を愛するように、他人を愛しなさい』って意味だよ!」と明るく教えてくれた。めっちゃ素敵な格言で感動。自分を大切にするのは簡単だけど、他人を大切にするのは難しい。でも、自分を愛してもらう為には他人を愛さなければならない。大事な言葉だね。
あと、なんかめっちゃ喜んでた。「わー! 凄い!」って。
何回も話しかけられた。「インドに行った事はあるか?」、「ゾウやラクダに乗れる! サイが見れる!」、「インドは四番目に広い!」と、嬉しそうに話してくれた。
ただパーカーを着て行っただけなのに、こんなに喜んでもらえるとは思わなかった。インスタフォローしたらソーセージ2本くれた。嬉しい。
一番嬉しかったのは、ガネーシャのタトゥーを褒められた事。彼女には「日本人なのにインドのタトゥーとか意味わかんない」と言われていた。でも、ネパール人はそう言わなかった。むしろ凄いと言ってくれた。ありがとう。
多様性が求められる時代、西洋人が東洋思想を信仰してもいいように、日本人がヒンドゥー教を信じても良いのだと思う。
バガヴァッド・ギーターが愛読書だと伝えたら、「ガネーシャは何か始める時に祈る神!」と教えてくれた。今年は挑戦の年にしたいと思っていたから、ガネーシャの御利益があるといいな。
この店の名前は、ガネサだった。
そして、次に向かったのはプラネタリウム。ロマンチックなデートが2人120円で出来る、とても格安な施設。
映像を2回観た。1回目は普通に冬の星座を、2回目はえんとつ町のプペル。
泣いた。絵本も映画も観てるからオチは知ってるのに、わかっていても泣ける。これは王道の感動作品。とても素晴らしい。そして、星を見る作品なので、プラネタリウムにはピッタリだ。
夜空を見上げる度、俺はプペルを思い出すだろう。俺も煙の先に星があると信じ抜いて、その光明を拝みたい。
2週間後には、結婚している。紙切れ一枚書いただけで、俺の人生は大きく変わる。そして、約10ヶ月後には子供が産まれているだろう。そしたら俺は、父親としての役割を果たせる男にならなくちゃならない。
それは何か?
伴侶を守る事だ。