空我の遺書

過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

彼女にとっての救世主になる【結婚するまで15日】

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 これ、ドンキで一個50円だから買った。コンビニだと、四捨五入で600円はしたのではなかったかと思う。賞味期限間近で安売りされてた。

 ふと、バニララテを飲みながら考えるんだ。

 着々と迫る結婚予定日に胸が高鳴る反面、結婚生活への金銭的・精神的余裕の無さからくる不安がこびり付いて取れやしない。将来への恐れなど持ったところで、どうしようもない事は変わらないし、変えられるなら行動あるのみ。それだけの話。ただ、頭じゃわかっていても恐怖が掻き消される訳ではない。邪悪が俺を包み込んでいる。

 一寸先は闇。今日を生きる事に必死。

 俺の歩む道に光は差しているか?

 それがわかるのは、この人生を生きている俺だけ。俺は自分を信じて、前に光明が輝くと思うしかない。根拠のない希望を信じなければ、この社会の荒波に揉まれるのは生き地獄でしかない。そうでもしないと、生きる活力など湧いてこない。

 そこまでして生きる理由は何か?

 理由や意味、価値などない。白紙の世界に自ら筆を取り、自分の作品を書き込んでいく。自ら死を選ばなくとも、どうせ人は死ぬのだ。それまでの娯楽に文章を書く。

 人生は、死ぬまでの暇潰し。俺は自分と彼女さえ幸せであればそれでいい。余計な事まではしない。俺は俺に出来る事をやって生きていく。それが一隅を照らすってものだ。

 まるで寿命が100年もあるかのように言う人が最近多いが、そんな保証はない。明日も命があるかわからない。極論、今日が命日という事もあり得る。

 人生、何が起きるかわからない。いつも通りの、つまらない生活でいいのか。それを変えなければならないのではないか?

 日常が、非日常になる。新しい事に着目して手を付けるようにすると、新鮮な体験が豊富になる。同じ事の繰り返しには飽き飽きだ。面白い・楽しい事を選択して生きていこう。いつもと違うものを選んでみよう。

 今年に入ってから、そういう生き方にしている。そしたら毎日が楽しい。変化を楽しんで受け入れる。自ら望んで挑戦していく。成長していく自分を感じる。

 俺はもうすぐ既婚者になる。父親にもなる。就職する。派手な髪型を辞めて黒のマッシュにした。あと、人生にミニマリズムを導入。幼稚な服装を捨て、ジャケットを羽織るようにもなった。「肝が座ってる」、「ロックな生き方」などと評価されるようになった。外面だけでなく、内面も変われた証拠ではないかと思う。

 今の俺は、過去の自分が憧れていた姿だ。彼女と毎日愛し合ってデートして、お菓子を食べてジュース飲んで、欲望の限りを尽くしている自堕落な生活が至福だ。既に夢は叶ってる。

 幼い頃に男子は語った。憧れの仮面ライダー。正義の味方に、男はなりたがった。

 今、俺は彼女にとっての英雄となる。変身出来なくともバイクに乗らなくとも、正義の為に不義と闘う。それこそが仮面ライダー

 善とは何か?

 それは、一隅を照らす事だ。これが、正義だ。自分の手の届く範囲くらいは明るくしていたい。それが、彼女との生活を指す。

 彼女は俺にとって、女神であった。生き地獄に耐えかねていた俺に、手を差し伸べてくれた。

 今、彼女は妊婦になって色々と大変だろうから、今度は俺が救済する。助けられる範囲は手を貸したい。自分に出来る事はちょっとでも協力しよう。そうして、愛の溢れる生活を保つんだ。

 俺は、正義の英雄となる。

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