刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

Carpe diem

 

 俺は彼女の事を幸せにできないんじゃないかと思う時がある。そう言ったのは、今日、電話での事。その言葉は、自信のなさの現れだ。

 

 彼女は、俺のそばにいるだけで、幸せだと言った。でも俺は、未来への漠然とした不安があるし、これから先も、幸せを約束できるような、そんな人間じゃない。

 

 彼女は前から、男らしくて、頼り甲斐のある男がタイプと言うけど、俺はそんな人間じゃないし、そうなれそうもない。

 

 俺はただの自殺志願者で、過去に何度か自殺未遂を試みてるし、1人で居ると、死にたくなる事が多々ある。

 

 俺は彼女にふさわしい人間じゃないと感じてしまうし、つらいし、苦しいし、だから、俺と一緒になるべきじゃないのではないか。幸せになれないどころか、苦しめてしまうだけじゃないか。そう考えてしまう。

 

 ネガティヴ思考は生まれつきだ。もう、俺はどうしたらいいのかわからないと、1人で泣き叫んだ事もある。

 

 彼女は、それでも一緒にいたいと言ってくれた。一緒にいればお互いに幸せを感じられる。

 

 これでいい…のだ。

 

 過去も、未来も、今はとりあえず置いといて、今この幸せを、噛みしめて生きていこう。

 

 それで幸せだし、それが幸せだ。

 

 今日死んでもいい生き方をするのが、俺の人生だ。

 

 彼女は、俺の生き甲斐として、そこにいてくれる。愛してるし、離れたくない。なのになぜ、突き離すような事をしてしまうのか、自分でもよくわからない。

 

 幸せを恐れているのだろうか。また、彼女が愛想を尽かして出て行くかもしれないとか、恐怖が俺の脳内を渦巻いていく。幸福が俺から消え去ってしまうという不安が、トラウマになってる。

 

 しかし、これは自分の中で決めている。

 

 これは通過儀礼の様な恋愛でもなく、プラトニックラブですらない。最初の恋だからといって儚く終わる事はしたくないし、最後の恋愛で、最高の関係にしてみせるんだ。

 

 俺の人生に幸せを与えてくれた彼女を、絶対に俺が幸せにしてみせる。

 

遺書は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。