奇跡が近づいてる
彼女が食べたがっていたマクドナルドへ。たまには節約を意識せず、ちょっと奮発して外食。
スーパーで買った、安い物ばっかり食わせてるから、彼女には申し訳ないよ。食いたくもないもん食べさせてるから、休みの日くらい、彼女が食べたい物を奢ろう。
あとは、服屋に寄ったり、デパート行ったりして、お出かけを満喫した。
ホントは、「夜ご飯はフライドチキンでも食べようか」なんて言っていたけど、昼間にあまりにも食べ過ぎたので、また今度。
給料が入ったので贅沢したけど、それまでの数ヶ月、彼女には節約を強いて、つらい思いをさせてしまっていた。心苦しかった。
ただ、今は、忍耐の時。努力の時。
俺は、この先に待っている、輝かしい世界を拝みにいく。
過去の自分からは想像もつかなかった、こんなにも至福な生活を満喫しているのだから、さらなる幸福を実現する事だって出来るんだ。
夢を持たず、あるいは過去に捨ててきた、そういう大人にはなりたくないな。
上を向いて生きる人である為に。