クレジット:ぱくたそ(www.pakutaso.com)
前職はご当地グルメだったので、町おこしの活動にも関わっていたんだけど、「この町を独立国家にしたらいいんじゃね?」って思ってたの。で、ググったら何十年も前に流行していて、車輪の再発明になってた。これをアップデート出来たらいいなぁ。
— ビッグボーイ🥀 (@mxbfn2hyio2ghnZ) February 29, 2020
いつからか、「国ってよく考えたら人が作ってるんだよな」と思うようになったんです。誰かが作っているなら、俺もそれを真似する事が出来るかもしれない。
それに、『国王』という肩書きはカッコイイ。
でも、国民になってくれる人を探しても、そうそう集まるもんじゃないじゃないですか。だから、観光協会や商工会などの町おこしに関わる組織に入って、俺の地元を領土に独立してやろう、と企むようになりました。
で、実際に入りました。
・・・まあ、言いたくても言えないんですけどね。そんなこと突然言われたら変人だしね。
今でも鮮明に覚えています。始めに参加した会議。『ご当地グルメをどうやって広めていくか』みたいな会議でした。
具体的には書けないんですが、それはもう酷い会議でした。
「――とはいいつつも、今は赤字でして、それは難しく・・・」
こんな発言が出るんですよ。やる前から言い訳すんなや、と。金なんて借金して工面すりゃ何とかなるし。長期的に見て黒字になればそれでいいんだから、投資だと思って色々やれよ。はらわた煮えくり返りました。
行動を起こす前からやらない理由を探す奴が嫌いなんで、こんな生産性の低い会話なんて無理だと感じました。
こんな人間がご当地グルメを広めるとか言うてるんですよ。このままじゃ何年経っても無理でしょ。
これが、最初で最後の会議です。もう二度と出ません。
という事で、独立国家を築く夢は、ここで頓挫しました。
ただ、諦めたかというと少し違うくて、また何か機会があれば国造りをしてみたいと思います。