刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

彼女にバラの花束を。

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 今日は、一生の思い出に残る。

 

 

 彼女が、何気ない会話の中で、「今まで花束貰った事ない」と言っていたのを、聞き逃さなかった。だから俺は、彼女へ花束を贈る、最初で最後の男になりたかった。

 

 今日は、その為のデートである。

 

 

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 前に「回転寿司行きたいなぁ」と口にしていたので、そこへも連れて行きたかった。でも、安価な大衆向けチェーン店は嫌だ。

 

 だからと言って、回らない寿司に行ける余裕も無かったので、間を取ったような、丁度良い所を発見。そこへ立ち寄る。

 

 回転寿司でありながら、ちゃんと職人が握る店で良かった。

 

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 「もっと食べろ」と連呼して、満腹を超える以上に、寿司を頬張った。

 

 美味しそうに舌鼓を打つ彼女の姿が、愛おしい。

 

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 さらに、デザートでタピる。

 

 その後は、また服屋を巡り、夕方までウィンドウショッピングを楽しむ。

 

 彼女は大人しい服装ばかり着るので、多少は派手目な服を着てほしかった。「若かりし頃は着ていた」とは言うんだけど、今でも女を捨てずに居てほしい。だから、デートでよく服屋へ行く。

 

 

 そこから、一旦休憩を挟み、また夜になると出掛ける。そこから先の行き先は、彼女には秘密。

 

 何ヶ月も前から、下調べをして決めていた所だった。

 

 

 彼女は前に、「夜景を見た事がない、見てみたい」と言っていたので、ググってみると、家からちょっと行った所に、夜景スポットを発見。そこへ向かった。

 

 そして、予約しておいたバラの花束を渡し、「結婚しよ」とプロポーズ。

 

 彼女は、すぐさま泣いた。喜んで笑ってくれるかな、と予想していただけに、意外。

 

 

 緊張が解けたら、お腹が空いた。近くのフレンチへ。

 

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 『恋のフレンチガール』というカクテル。「彼女に合ってるんじゃね?」と思ったけど、よくよく考えたら、彼女は酒が飲めない。俺が飲む。別でミルクティーを注文。

 

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 彼女が大好きなポテトサラダに、好物のステーキ。あと俺好みの生ハム。

 

 今日という特別な1日に合った、素敵な雰囲気の店。オシャレに酒を飲む。

 

 彼女はまだ、余韻に浸っていて、そこもまた、素敵だった。

 

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 ローストビーフの山ワサビ添えと、海老のアヒージョ。そしてミートソースのパスタ。

 

 何もかもが美味い店だ。彼女と幸せなひと時を過ごすのに、相応しい。

 

 愛おしい彼女を、これからもっと、幸せにする。

 

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 まだまだ、予定しているデートは沢山ある。どれもこれも、彼女が好きそうなプランになってる。

 

 幸せな未来が、待ってる。

 

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 モヒートとかいうのを初めて飲んだが、あんまり言うほど美味くなかった笑

 

 でもまあ、こういうのも、死ぬまでに一度は口にしてみたかったし、良い思い出。

 

 

 今日は、俺がロマンチストになる1日だった。

 

 スーツを着て、花束を持ち、歩いている自分。すれ違う人にジロジロ見られたけど、悪くなかった。

 

 何も恥ずかしい事はしていない。むしろ、誇らしい。

 

 

 これからもっと、彼女にロマンチックな1日を提供したい。

 

 愛しているよ。未来は必ず、幸せだから、心配しないで。

 

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