愚行権の行使

忘れよう、朽ちよう。

訳有りの人生

 先輩が職場に連れてきた男の子があまりにも人懐っこくて、それが物凄く可愛くて、子供ってやっぱり愛おしい存在なんだなあって思う。

 思い返せば、昔は子供が好きじゃなかった。年下が苦手だった。というか、年上も苦手。ただの人嫌い。なのに、彼女と出逢ってからは、街で子供とすれ違う度に見てしまうし、気付けば目で追ってしまう。

 子供は可愛い。こんな感情は初めてだ。子供って、愛おしい存在なんだと改めて思う。俺は子供が好きになっていた。

 子供が欲しい。きっとそんな簡単に作るものじゃないし、生半可な気持ちじゃ駄目なんだと思う。でも、「欲しい」という欲求はずっとある。俺だって動物だから、本能かな。でも、育児に関して彼女とぶつかる事は目に見えている。

 「子供を愛してるからこそ、期待しない」と島田紳助は言っていた。親が子供の人生を決めつけてはならない。それは、機能不全家庭に生まれた俺にはよくわかる。毒親育ちだからこそ、そこは反面教師にしたい。

 いつか俺も、子育てがしたい。でも、本当に良いのか。俺みたいな人間が、育児なんて。その想いは、ずっとある。

 どうしたらいいんだろう。期待しない為には、「出来たらいいな」くらいに思っていれば良いのだろうか。今はまだ、2人の時間を大切にしていたい時期だ。もう少し、色々と考える時間が必要だろう。

 例えば、俺はこれからの人生、どうなってしまうのだろう?

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