今日は遅番だった。昨日は帰りが遅く疲れていたので、ゆっくり目覚められて良かった。家に着くのは遅いけど、今日行く施設の人達は優しいし話しやすいから良い。
写真にあるクリームソーダゼリーが10個くらい余って、もったいないから食べようという話になった。そしたら何故かみんな俺にばっかり寄越した。ニヤニヤと笑いながら「もっと食べろ」って。
「殆ど俺やないか!」
そう言ったらめっちゃウケた。嬉しかった。あと、紅葉饅頭2個食べた。
イジられ役くらいが丁度良い。ここはまだ楽しいし、仕事もちゃんと評価してくれる。やり甲斐を感じる。
明日行く施設にはそれが無くてツラいけど、給料の為だからと頑張る。他の社員より手当が付いて手取りも良いんだから、文句は言えない。ここは何が何でも辞めたくないし。
利用者に夕飯を作った。遅番は二回目だけど、大体は出来た。「一回で仕事覚えられて凄いね」と褒められた。飲食業を長年やってたら大体の流れはわかる。
仕事の速さはまだ他の人に劣るけど、そこは経験で補うしかない。今月は遅番が多いから、何回かやってるうちに慣れるだろう。
最初は流れを覚え、そこから速さを鍛えるんだ。まだゆっくりで良い。研修生なのだから。
大器晩成。俺はそういう男。
仕事で焼きビーフンとやらを初めて作った。美味かった。
その後、KFCで9ピース買った。俺は4ピース食べた。
今日は沢山食べた。幸せだ。何気ない日常を噛み締める。
ちょっとずつ、成長してる。
良い事も悪い事もある。昨日、妻に生理がきた。妊活は上手くいかない。年齢的なものもあるんだろう。一度、流産を経験してるし。それでも諦めない。まだ。
憎しみも悲しみもいらない。今からでも遅くない。幸せになる事は。
休憩中は音楽を聴く。気分が上がる。そうならない時もあるけど、気を誤魔化すのには丁度良い。
藤井風を聴く。同い年で、俺の人生観に通ずる歌詞に共感する。着飾らない自然体な言動も、絶対音感で楽器弾けるところも、踊りが上手いところも、全部好きだ。
『比べるものはなにもない 勝ちや負けとか一切ない』って歌詞は、達観してるとしか思えない言葉だ。
『憎しみ合いの果てに何が生まれるの』って歌詞は、24歳から出たとは思えない深い言葉だと思う。
死後の世界に何か持っていけるわけじゃない。多くを求めて独占したって最後には手放すのだから、どうせなら与えよう。そういう風に俺は捉えた。そうすれば、幸せになれるからね。
『明日なんかくると思わずに燃えよ』という歌詞は、メメントモリやカルペディエムに通ずる格言で、とても好きな一節。
藤井風は、とても魅力的な人だと思う。
俺も、燃えていたい。