チャオ!
一日中ダルい
ビッグボーイです・・・
久しぶりに頭痛いです。
何日か前に『師匠のところを卒業する』という記事を投稿しました。書き忘れましたが、まだ師匠には言っていません。決意を固めたのは事実です。でも、これから先どうしていくか。その考えが確固たるものになっていなくて、ゆるふわな状態です。
師匠はスキルアップに『居酒屋』を提案しました。副業として呑み屋に勤めていますが、正直いうと何の意欲も湧かないんです。
それは、『この職場で何を学ぶのか』が明白になっていないからです。ただ金儲けの為に働くだけじゃ退屈なので、今の蕎麦屋だけでも給料的には十分だと思っています。面白さや楽しさといった、精神的豊かさも求めたい。
俺は居酒屋に対して、新たな自分があるという幻想を抱いていました。しかし、そこにあるのはただのブラック企業。パワハラが横行する所にずっと居る意味もないので、さっさと退散する。
ホントは、接客のレベルを上げれるんじゃないかと考えていた。でも、思ったより下回っていた。プロ意識やホスピタリティは師匠の方が高いから、わざわざ居酒屋に行く必要も無い。
だからといって、師匠の所にずっと居続けるのも良くないと思う。
師匠が俺へ「お前はここで成長しきったから、次のステージへ移るべきだ」と言ったのは、俺が師匠へ甘えている節があるからではないか。
事実、俺は求めていた自分に成れた。それは、周囲からの評価を受けて思ったこと。
何度か記事にしてるけど、俺は身内とすら喋らないような人間だった。一日中部屋に引きこもってた。でも、師匠の元で修業をしてから、初対面の人とでも少なからず喋れるようになった。
若干のコミュ力は身につけられたんだと思う。それは、普通に生きていれば得られる社交性。ようやくそれを手にしたのは良いんだけど、俺はどうしたいんだろうか。
これから先、何をしていくのか。夢や目標、成長といった事柄が無くなった。
前までは「プロの蕎麦職人になる!」って言ってたけど、それはもう実現できた。ゴールに向かって突き進んでいた熱量が、もう無くなってしまった。
正直いうと「自分の店を持ちたい!」っていう意欲は無くて、雇われながら蕎麦を出している現状で満足してる。でも、このまま現状維持なのは、師匠への依存に過ぎない。甘え。だから、自立しなきゃいけないんだと思う。
そう思いだしたのが最近。師匠の店は、バイトや社員として勤めたくないといって、修業をしている。つまり、辞める事を前提に働いている訳だ。
師匠は次の場として居酒屋を提示してくださったんだけど、それは断らせてもらう。
確かに師匠へは感謝しているんだ。今の俺が在るのは、師匠に育ててもらったからだし。でも、これからは主体的に生きようと思う。受動的に言いなりみたく生きるっていうのは、他人の道具として人生を終える事になる。
実は、その節を師匠から感じてしまったところもあるんだ。
「お前の代わりなんていくらでもいる。だからいつでもクビに出来るんだぞ」
そう言われたことは忘れていない。もし、師匠にとって俺が『機能』や『歯車』の一つとして在るのであれば、俺はここを離れる。
確かに、経営者にとって労働者とはそういうものなんだろう。でも、師匠は前に言った。
「俺は雇っている人達を物みたく扱う奴が嫌いなんだ。ちゃんと一個人として接したい」
上記の発言と矛盾するよね。綺麗ごとを並べているけど、心の中はブラックじゃないか。
師匠から沢山の物事を学んだのは事実だし、それは有り難い事だと思ってる。でも、若干の不信感を抱いてしまった。
本当の事を言えば、師匠にそんな事を言わせてしまう勤務態度が悪いんだろう。要は俺の問題。だからそこを改善し、店で成果を残し、最良の別れをしたい。
今のまま辞めれば感じ悪く卒業する事になるし、師匠からしても、俺の印象が悪いまま離れていく事になる。
師匠は「お前がここを巣立った姿が見たい」と再三仰っている。周囲の評価が変わった今年に入ってから、師匠は次のステップへ進めとよく言うようになったのも、そういう事なんだろう。
だから、師匠は「お前はもう成長した」と言って下さったんだと慮る。それでも俺は居続けようとするから、あえて「クビにするぞ」と怒ったのかもしれない。
俺は、人に甘える節がある。他人に頼っているというか、受動的。そこを改善して自立するのが、次の成長なんだろう。
そこを直すのは、どこかの職場で働く事によってではなく、日々の生活を生きる中で、自分の意思によって変わるものじゃないかと思う。つまり、主体的に選択していくということ。
だから、師匠に言われた居酒屋への就職もしない。次に行く職場くらい自分で決める。卒業したらもう師匠の弟子ではなく、一個人としての蕎麦職人になる訳だし、自らの意思で取捨選択していくしかない。
それが、俺の自立であり、成長なんだと思う。