俺が人生を構成しているのは、『メメントモリ』、『カルペディエム』、『愚行権の行使』、『HIPHOP』です。
HIPHOPというのは、反骨精神の音楽だと解釈しています。ドン底から這い上がる情熱や、周囲に流されず自分の意思で言動を選ぶところ。そういうカッコよさに影響を受けてきました。
成功者というと、bling-blingを見せびらかす様を思い浮かべてしまうのですが、それだけがヒップホップドリームではありません。
ZORNの歌詞には、このような一節があります。
「最初から持ってた金じゃ買えないもの」*1
家族愛を唄うなど、等身大で現実味のある曲が多いラッパー。ZORNに言わせれば、「洗濯物干すのもHiphop」*2なのです。
前科ある不良でも、更生して愛する人を大切にすれば、それはHIPHOPなのです。
俺は逮捕歴がないのでHIPHOPじゃないかもしれませんが、それでも俺の人生とHIPHOPを「気の向くまま愛したんだっちゅうの」
この曲、お洒落でオススメです。SKRYUは若手ラッパーで一番好きです。耳に残るリリックやフロウが多くて、また聴きたくなります。
同じくらいお洒落な曲があり、そちらもオススメなので紹介します。
音楽には不思議な力があります。落ち込んだ時に勇気つけてくれたり、自分を見つめ直す機会をくれたり、ラジバンダリ。
また、懐メロを聞く事で、当時の思い出が蘇ってきます。
俺にとって、初心を思い出す楽曲。それが、コレです。
妻と付き合う前に聞いていて、この歌詞を現実にしてみたくなって、現在に至ります。誇張ではなく、事実です。
色々あった当時を思い出します。
初めて付き合った彼女と結婚するというのは、学生時代から決めていた事です。俺は一途に愛するロマンチストでありたかったから。
一つの楽曲を聞いたせいで俺は、人生が大きく変わりました。鬱屈とした陰気臭い人生が、明るく色づき始めたのです。生きる事が楽しくなりました。
さらにそこから『文章で金を稼ぐ』という夢も叶えました。あとは遊園地行ったりお泊りデートや旅館に泊まるなど、したかった事をし続けてきました。
良い事ばかりではない道のりだけど、紆余曲折ありながら、俺は自分の道を歩んでいます。
理想を現実にしてきた人生。それは一つの楽曲によるものでした。
音楽の力は凄い。