蟹玉とビビンバが昼食。久しぶりに食べたが、やっぱり美味い。
ふと考える。俺は好き勝手したい。自由が大事で、愚行権を行使したい。でも、そもそも、自由意志なんてあるのだろうか?
俺が読んだ哲学書には、『現代の哲学において自由意志は無いとされている』といった趣旨がある。
興味深い実験がある。
体は勝手に行動している。脳によって。この記事を閲覧する事もしない事も出来たのに、なぜか読んでいるように。
色々と思考するのだって、本当に自分の意志によって考えられたものなのだろうか?
ミルグラム実験やスタンフォード監獄実験が表すように、環境次第で人の言動は変化する。その人の信条や指針なんて変わる。その事を証明する研究結果もある。
2008年に発表された研究で、自由意志は幻想だという情報を与えられた被験者は、モラルに反する動向を示すことが多くなるということである。今年2月に発表された最新研究では、人は自由意志の存在を疑うと、不正行為に走り、他人に協力することをやめる、といった傾向が強まることも報告されている。*1
何でかわからないけど、人は話し、そして動く。まるで意思があるかの様に。
『自分以外に意識は無い』とする哲学的ゾンビなんて言葉があるけど、自分自身も哲学的ゾンビなのかもしれないね。
晩御飯はステーキ。二日連続で牛肉を貪り食うてる。今日の仕事は疲れるので、とてもお腹が空いていた。これ以外にもビーフンやヒレカツ、唐揚げを食べた。とてもお腹いっぱいになって満足。
クイズ番組を見ながら食べた。食事中に視聴するには丁度いい。考えるのは楽しい。
『考える』って何だろう?
様々なものに懐疑的になる。でも、それでも、考えているところの自分自身は存在する。それ自体は揺るがない。
真我こそ実在である。だからこそ、自由意志は無いのかもしれない。