『スーパーヒーローは現実ではない』というメタ演出は二番煎じだった。だからこそなのか、ラスボスの言う「ネタ切れ」は自己批判で面白かったけど、これは大きなお友達向けならまだしも、子供も見る劇場版でやらなくていいと思った。
その言葉への返し、『望まれる限り永遠に存在し続ける』という台詞も安っぽかった。そういう事じゃなくて、どうせやるなら「"正義の味方"とは何なのか?」という哲学や信念的なものを全面に押し出せば深い作品になるだろう。『スーパーヒーロー戦記』と銘打ってるくらいなんだから。
結局、スーパー戦隊が脇役で、仮面ライダー主導の映画になってる。スーパー戦隊がいなくても成り立ってしまう。もっと他に活躍のさせ方はなかったのか。
龍騎の時みたいな、「正義とはなんぞや?」という哲学を描く映画にも出来たはず。スーパーヒーローを再定義するような作品。そうすれば、「スーパーヒーロー戦記」に名前負けしない。
無駄に大風呂敷広げて、「暴力を無くす為に暴力を使うのは人間らしさだから」は浅すぎる。
そういえば、話は変わるけど、今日は部屋の片付けをしていた。引っ越しの準備だ。
明日からホームレスになる。ネカフェ難民。いつもと違う場所に宿泊するのは新鮮な経験なので、とても楽しい。家を持たないのは究極のミニマリストだよなあ。
ホームレスでホテルや旅館を転々とする生活に憧れるけど、16日になったらまた家探しに行く。即入居出来る所に目星は付けてある。
結婚を控えてるのに、妊婦がいるのに、家が無い。無職にもなった。情報量とツッコミどころが多くてヤバいね。
さて、面接の準備もしなきゃ。蕎麦職人に復帰したいんだ。受かると良いな。
頑張るよ。
今日も幸せな1日だった。生きていて良かった。彼女と居れば、毎日が幸福だよ。ずっと一緒。