はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」
“「もし今日が人生最後の日だとしたら、今日これからやろうとしていることをやりたいだろうか?」という有名な言葉がありますけど、ぼくも常に「人生最後の日」にやらなそうな仕事はやらないって決めてるんです。” / “「もし今日が人生最後の日だとしたら」落合陽一が悩む…” https://t.co/3c4nwH2yYV
— ビッグボーイ🥀愚行権の行使チャンネル (@bigboy4869) 2021年8月3日
スティーブ・ジョブズのスピーチに共感する、落合陽一の言葉だ。俺も座右の銘が『メメント・モリ』や『カルペ・ディエム』だったりするので、今日が命日でも後悔のないように生きたいと心がけている。
俺が今やってるのはラブホテルの清掃員なんだけど、別に対して好きではない。やりがいは無い。楽しくもない。でも、今月から彼女と一緒に働くようになって、これで一日中共に過ごせるようになった。そのおかげで、幸福度は上がった。
俺は、対人恐怖症というか人見知りというか他人が嫌いというか、ペアでやる仕事を仲良くない方とやるのはしんどいのだ。気疲れするというか、不愉快というか、まあ楽しくはない。これが最後の日だったら嫌だな。仕事しながら死ぬとか。でも今は、彼女と共にベッドメイキングをやってるので、喋ったりキスしたり出来る。幸せ。これなら、いつ死んでも良い状態に持っていけているだろう。
そういえば、彼女が前職の同僚に、俺がこういった思想を持っていると話題にしたらしく、「彼氏さんは、あなたを見守る為に現れたのでは?」みたいに言った人がいるらしい。仏扱いかよ。面白い解釈だが、俺からしたら逆だ。彼女こそ、女神なんだ。彼女のおかげで人生救われてるからな。まともに飯食えるようになったし、リア充らしい日々も過ごせてる。生きている実感と幸福を与えてくれた。
俺は、そういった日々を、文章と映像で記録する事にした。