刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

月が綺麗ですね

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ハートのキスマークとGUCCIのネックレス

 

 

 愛、時間、金。この3つが、俺の人生において、深く考えていかなければならない事柄である。これらの事に関しては煩い人間だ。

 

 他の事は割とどうでもいいと思ってしまうので、よく彼女に「そういうだらしないとこ嫌い」と言われたりする。なのに「しっかりしてる」と褒められたりもするので、アンビバレンスを認知する。

 

 

 例えば、飯食ってる暇があったら、勉強や仕事、彼女とイチャイチャしてたいとか思っちゃう。そういった事柄の方がよっぽど有意義で、生産性のある日常が過ごせるであろう。だから、1人でご飯を食う事なんてめったになく、腹が減ったら、お菓子やおつまみで腹を満たす。

 

 ただ黙々とご飯を食べるのが嫌いで、不毛な時間の消費にしか思えず、何かしながらでも食べれるような物を好む。

 

 

 そんな話はさておき、今の彼女は初恋の人だ。言わずもがな女慣れしてないので、女心といったものがわからない。だからイライラさせてしまうこともしばしば。

 

 そして、ついに「今日は幸せじゃなかった」と彼女に言わせてしまった。「俺が幸せにしてやる」なととカッコつけたにも関わらず、である。

 

 

 彼女にそんなことを言わせてしまったのは、他でもない、俺自身だ。彼女を怒らせてしまったばっかりに、言われたくない一言を聞いてしまった。

 

 後悔。調子に乗ると彼女を不快にさせる。それは毎回そうで、いい加減、学習しなければならない時だ。

 

 

 男たるもの、女を苦しめてはならない。当たり前の事だ。なのに、なぜ…。

 

 テンションが上がってる、言い換えれば、浮かれている時と言うのは、少なからず、深い思考をしていない訳で、思った事をすぐ口に出したりしてしまう。そうすると、彼女を悲しませてしまう。

 

 1人の女性を幸せにすると誓った俺は、彼女の事を慮った言動を意識しなければならない訳で、今のままの俺じゃ、彼氏としての役目を完全には満たせていない。

 

 俺だけが良ければいいなんて、そんな昔の自分みたいな思考は放棄しなければならず、俺は生まれ変わる必要があるんだ。

 

 その為に必要なもの。それは自制心。思考を咀嚼して、適切な言動を繰り返さなければならない。

 

 

 「信用なくすよ」

 

 俺は彼女との約束を破った。そりゃ怒るのも当然である。それが一度や二度じゃないのは事実で、このままじゃ愛想を尽かされてしまうぞ。

 

 

 こんな自分をメタ認知していると、「彼女は、本当に俺でいいのか」といったネガティヴに陥る。それを何度か口にした事がある。

 

 「そうやって、自分を責めるとこ嫌」

 

 22年間、身内や同級生、同僚などに否定されながら生きてきたので、自尊心といったものが欠けている。最近は仕事が上手くいっているので、そこにはプライドを持てるけど、心中にはどこか、「こんな俺じゃダメだ」という想いがある。

 

 

 俺は、愛される人間じゃない。そう考えて生きてきた。でも、だからこそ、人から愛される人間になってみたかったんだ。

 

 前職の蕎麦屋を卒業する時、「彼女を作れ」と課題を出されていた。

 

 勉強した。考えた。どうやったら、対人恐怖症のこんな俺でも、彼女といったものが出来るのか。

 

 

 そうして今がある。ようやく幸せを掴んだんだ。築きあげた幸福を、自ら破壊してよいのだろうか?

 

 そんなはずはない。だからもっと、考えに考えて、俺1人ではなく、愛する女性との、2人の幸せを思考していかなくちゃいけないんだ。

 

 

 自己嫌悪に苛まれながらも、俺は強く変身願望を湧き上がらせていた。現に、彼女と出逢った3ヶ月の間に、人として変わったと自負している。

 

 誰かの為に、胸ぐらを掴むほどブチギレた事なんてないし、幸せを感じて泣いたこともない。

 

 

 「男らしくて、頼りがいのある男になってほしい」

 

 それが彼女の願いだ。ああ、なってみせるよ。

 

 だって、愛してるから。だから、信じて。俺は自分を信じてる。変われるって。

 

 

 愛する女性が望むなら、俺は全てを投げ打って生きるであろう。

 

 なぜなら、彼女がいてくれたおかげで、生きてる実感が湧いてきたから。まるで夢みたいと感じるほどの、嘘みたいな恋愛を、俺は楽しんでいる。

 

 ニヒリズムな俺の人生に、意味を与えてくれたのは彼女だ。彼女無しでは生きていけない。生きてる意味ない。中毒であり、依存だ。

 

 

 いつ死んでもいいなんて、前みたいな事は言えない。死にたくないって思えたのは、彼女のおかげだ。ありがとう。この人生は、彼女に捧げるよ。

 

 おじいちゃんおばあちゃんになっても、手を繋ぎながら散歩するような、そういった幸せな老後を暮らしたい。

 

 長生きしてね。愛してるよ。

 

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