どこの誰がなんと言おうと、俺は挫けたりしない。俺は今日が命日だと思って、いつ死んでも良いように生きているんだ。他人の浅い意見など求めていない。妬みや嫉みに聞く耳を持たない。
愛する彼女を幸せにする事が俺の幸せで、この為に俺の人生があったと、過去の不幸を運命と言い換えている。全ては今日の為に繋がっていた。あの時、死にたくても死ななかったのは、今日の幸福を満喫する為だったに違いない。
神様に抱かれて宙を舞っているかの様な幸せを、頭の先から爪先までもが感じている。
俺はいつ死んだっていい。