刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

鬼滅の刃を9時間かけて一気見しました

お題「これって私だけ?」

 

 

 

鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 (ジャンプコミックス)

鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 (ジャンプコミックス)

 

 

 

 

  このブログでよく、「メメント・モリ」だの「カルペ・ディエム」だの言う言葉を紹介していますが、そんな人間が夜更かししてまでアニメみている現状です。

 

端的に言うと、ハマりました

 

 子供向けとは思えないほど、グロい演出が度々登場する点も好ましいですが、若者に親しまれる作品だからこそ、伝えたいメッセージが思慮深くて素敵でした。

 

 

 頑固で石頭と二つの意味で頭が固い、竈門炭治郎(かまど たんじろう)。そんな主人公の使う技が『水の呼吸』というのが、深い設定だなぁと感じるのです。

 

 

 中国の哲学者・老子の言葉に「上善は水の如し」という格言があります。*1

 

 これに近い言葉は、作中にも登場しました。

 

 水は箱に入れれば四角くなるし、壺に入れれば丸くなります。適材適所。臨機応変な思考は、水から学べるのです。

 

 もし、三角の物を異なる形の入れ物に収めようとすれば、片方が壊れるか、最悪の場合、両方とも破壊されます。

 

 しかし、水の様であればそうはいかない。固い物をぶつけられたとしても砕ける事なく、水で在り続けられる。

 

 

 また、孔子の格言に「水(川)から学べ」というものがあります。川は絶え間なく流れ続ける事で、川を形作っている。この事から、怠る事ない努力の象徴と捉えられるのです。*2

 

 

 炭治郎は修行の中で、刀で岩を切ったり、呼吸でヒョウタンを割るなど、難しい挑戦をしてきました。それでも彼は諦めることなく、無理難題をこなしてきたのです。

 

 その事は、「俺がくじけることは絶対ない!」*3というセリフからも慮れます。

 

 彼は頑固なんかでは決してなく、むしろ柔軟な考え方を持つ主人公のように思えます。

 

 

 強敵の技に屈しそうになった時も、彼は決して諦めませんでした。

 

 「考えろ!」

 

 そう自分へ連呼しながら、幾度となく手ごわい相手を倒してきた。この勇ましさのどこに、『頭が固い』という言葉が似合うのでしょうか?

 

 

 彼は水の様に生きています。その姿に憧れる男児が溢れるのも無理ありません。

 

 俺も惚れました。

 

 とりあえず、グッズをコレクションします。

 

遺書は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。