チャオ!
俺の授業をはじめる
ビッグボーイですううう!!!!!
なぜ3年A組の続編なのか?
魁皇高校では卒業まで残り10日となるなか、3年A組担任の柊一颯がクラス29人全員を集めて突然「今から皆さんには、人質になってもらいます」と告げた。そして爆発音が鳴り響き、校舎の廊下部分が爆破され騒然となる生徒たちは教室内に閉じ込められる。
一颯は生徒たちに、半年前に自ら命を落とした景山澪奈はなぜ死んだのか「原因を考え、真実を知っている者は名乗り出ろ」と課題を出す。澪奈は水泳部でオリンピック代表候補にもなっていた全国区のスターだったが、ドーピング疑惑のフェイク動画を拡散されて以降、クラスでいじめにあっていた。驚愕する生徒たちに一颯は「課題にクリアできなければ一人ずつ命を奪う」と脅迫する。*1
2日かけて一気見しました。放送中は見ていなかったんですが、ニッポンノワールにハマって、しかもこれが3Aの続編だとわかると、見るしかないじゃないですか!
結論から言うと、泣きました
言葉の大切さを説く場面が特に心へ響きました。
ただ1つ疑問なのが、なぜ続編がニッポンノワールなのか、という点。学園ドラマから警察ドラマへと移行していて、話も別に3Aの続きにする必要がなさそう。
3Aのキャストが度々出ていますが、正直いうと全員脇役じゃないですか?
主要な登場人物は未だ出てきていない。菅田将暉、永野芽郁、川栄李奈の3人。そして、この中でガスマスクの男である可能性が高いのは・・・。
もう言うまでもありませんよね
才門柊先生説
3Aでまだ回収されていない伏線は、柊先生が飲んでいた錠剤。癌の治療薬と言われればそれまでなんですが、清春が飲んでいる栄養ドリンクみたいに、力を増強させる効果があるのではないでしょうか?
それの根拠として、柊先生は白い薬を飲むと力が回復する演出がありました。抗がん剤って癌の進行を遅らせる為のものであって、落ちた体力を戻すものではありません。なのになぜ、そのような演出にしたのか。
新薬を飲んでいると考えれば説明が付きます。
これの反論として、「柊先生は既に死んでいる」というものがありますが、設定を確認し忘れています
柊は『3年A組』の舞台となった高校籠城事件から、1年間の闘病を経て亡くなっています。それに対して『ニッポンノワール』は『3年A組』の半年後という設定なので、作中ではまだ柊は生きていることになるのです*2
あと、柊先生は末期がん患者なのに、まるで健康かの如く動き回っていたじゃないですか。一人で複数の不良少年と喧嘩して勝ってたし。そんな体力が、末期がんの人にあると思いますか?
作中ではスーツアクターだった過去を明かして、だから喧嘩に強いんだという事になっていたんですが、末期がん患者って体力が落ちるものなんですよ。俺には末期がんの家族がいるんでわかります。なので、この説明には無理がある。
これは『人体実験を受けた』と考えれば納得できます。逮捕した犯罪者が末期がんなら、恐らく刑事は警察病院へ連れて行きます。そこで人体実験を受けた、という流れです。
なぜ、わざわざ3年A組の続編にしたのか。なぜ半年後という設定なのか。それは、柊先生を作中で登場させたいからなのでは?
遊佐清春が人体実験を始めた、全ての元凶説。覚醒の意味とは?
脚本家の武藤将吾さんは仮面ライダービルドという特撮ドラマも担当されていました。
もしビルドも見ている方ならわかると思うんですが、展開が若干似ているんですよ。
清春が伊上龍治をヒゲ呼ばわりする場面がありましたが、あれは伊上役を演じられている水上剣星さんが、ビルドにおいて演じていた氷室幻徳の呼び名と同じなんです。
これは3Aでもありましたよね。第1話で柊先生が「ゾクゾクさせてやるよ」と言いましたが、あれは仮面ライダーWにおいて菅田将暉さんが演じていたフィリップの口癖、「ゾクゾクするねぇ」のオマージュでしょう。
このように、仮面ライダーマニアへのファンサービスが含まれています。
そして、特筆すべき事がもう一つあって、仮面ライダービルドとニッポンノワールに共通する設定が、『人体実験』、『目的は兵士の育成』、『顔と記憶を変えられる』、『実験を受けた者は怒りで力が増強する』なんですよ。
これは酷似していると思えませんか?
仮面ライダービルド内において、『仮面ライダー』は軍事兵器として作られたという設定です。だから日本国民にとって忌み嫌われる存在でした。
主人公の桐生戦兎は記憶喪失なんですが、実は自分こそ仮面ライダーを生み出したマッドサイエンティスト『葛城巧』だったと知らされます。顔と記憶を変えられて別人としての人生を送らされていた上、全ての元凶は自分だったと知り、非常に苦悩する作品でした。
メタ考察にはなるんですが、遊佐清春が悪の科学者だった説、なくはないんじゃないんでしょうか?
深水喜一がアルテイメットプログラムを作成しましたが、人体実験そのものは喜一が関わる前から行われていました。(第9話の喜一の台詞)
つまり、人体実験を始めた人物について明かされていません。
俺は、清春こそ極秘プロジェクトを始めた黒幕だと予想します。
清春の記憶と違うと反論がきそうなんですが、そもそも清春が思い出した記憶は本当の記憶なんでしょうか?
なぜなら、思い出した記憶は全部、ニッポンノワールによって見せられたロゴマークによって、呼び起こされたものですよね。
第9話でも『記憶を改ざんされた』という展開がありました。その後に反転したロゴマークを見せられて、本当の出来事を思い出した。
もしかして、今までロゴを見せられて想起した事柄は全部、捏造とすら考えられませんか?
俺は、清春が思い出した記憶はみな、ニッポンノワールが植え付けた偽の記憶だと予想します。
そして、『覚醒』とは、極秘プロジェクトの目的である『兵士の育成』が完了する事でしょう。
清春が自らの意思で実験を受けたのか、それとも何者かによって受けさせられたのかはわかりません。
ここに関して、他の考察班が言っている『マインドコントロール説』が後押しになります。
因みに、上記の考察は6969bさんの生配信に書き込みましたが、あんまり支持されませんでした(笑)
でも、お互いに予想している黒幕が同じなので、当たるかどうか、本編を楽しみにしましょう。最後に、該当の動画を貼りつけます。
「おまえのみかたがいまもわどわされているぞ」の真意
YouTube で配信されている「にっぽんのわーるのたのい」の動画タイトルを全て縦読みすると、「おまえのみかたがいまもまどわされているぞ」になります。
この「おまえ」は誰で、「みかた」は何なのか。
多くの考察では 、「おまえ」は「清春」を指していると考えられ、「みかた」は「味方」だと捉えられています。
でも謎なのが、「清春の味方がどう惑わされているの?」という点。
ここで俺の考察を出すと、「おまえ」は「視聴者」で、「みかた」は「見方」です。
「おまえ(視聴者)の見方が今も惑わされているぞ」となります。
そう考えると、本編とは違う番外編の縦読みに、このような文章を隠す意図も納得できます。考察班に当てた文言なんです。
さらに深掘りしていきましょう。我々の見方がどのように惑わされているのか。
ここで考えてください。作中などでも『ガスマスクの男』って呼称されていますが、本当に男なんですかね?
ハサミ男みたくミスリードで、『実は女だった!』というどんでん返しもありえると思います。
ただ、ちょうど黒幕として怪しまれているのが名越と才門なので、この2人がガスマスクなのでは、という考察が主流ですよね。
俺の中では、実はこのどちらかが顔と記憶を変えられた柊先生なのでは?と考えています。
特に怪しいのが才門なんですよ
『才門は死んでいる』という作中の設定を鵜呑みにしている方が多いですが、才門は鑑識に裏で手を回して、検査結果を捏造した過去があります。そのような人なら、才門が死んだという嘘の書類を作成する事も可能。
事実、才門の死体は作中に登場しておらず、書類として死亡報告がなされるに留まっています。つまり、才門が死んだという確証はない。
次に、才門柊説について説明します。
口癖が「Let's think」なのもそうですが、服装が酷似しているんですよ。
著作権・肖像権上の問題で画像は転載できないので、キャスト一覧を確認してもらいたいです。そして、二人の服装を見比べてみてください。
2人とも、同じタートルネックを着ています。無関係なら、わざわざここまで似せてきますかね?
俺の中じゃ、黒幕は柊先生という事でファイナルアンサー。
才門と清春がガスマスクと闘った場面を思い出してください。清春がガスマスクを取ろうとした時、男は足首のスイッチを押してNNマークを見せ、清春を気絶させました。
この場面、3年A組にもあったんですよ。
柊先生の腕時計を取ろうと不良少年が襲い掛かった時、柊は足首にも腕時計を巻いていて、そのスイッチを押す事で爆発を起こし、難を逃れました。
似てませんか? この演出。
この場面じゃ才門はガスマスクと戦っているので、才門柊先生説が破綻してしまいそうなんですが、『ガスマスクの男は2人いる』ということを忘れてはなりません。おそらくもう1人は名越です。
でもだとすると、第一話で名越が清春を殺しにかかった時の服装がおかしいんですよね。サングラスにニット帽。ガスマスクじゃなかったんですよ。
名越ガスマスク説は何人もの方が言ってますが、この第一話の格好について、誰も説明が出来てない。
上記の通り、もう1人は女なんじゃないかな。薫が実は生きていて、ガスマスクをかぶっているとか、さすがにないかな。
前に工作員と清春達が戦闘する場面で、名越が「ゾンビみたいだ」って言いましたよね。もしかしたら、死者蘇生みたいな実験もやってるとか?
上記は無理があるかもしれませんが、高砂明海が怪しいという説も提唱しておきます。
才門の死亡が確認された事を清春に報告する場面があって、「冷たくなっていた」と言ったけど、あくまで台詞なんだよね。才門の死体が画面に映された訳じゃない。
つまりは、高砂明海が嘘をついている可能性が残されています。才門と恋仲にあったなら、虚偽の発言をしたと考えられるし。
結論として挙げられるのは、才門と高砂明海です。ワンチャン名越も怪しいけど、上記の通り謎が残る。作中のミスとか言われればそれまでなんだけど。
才門、明海、名越。この3人のどれかが犯人でしょう。
因みに、作中では『ガスマスクの男は2人』ということになっていますが、服装と人体実験さえ受ければ誰でも成りすませるという事を考えると、3人以上いると予想できます。
少なくとも、ガスマスクを被っている内の1人は柊先生で間違いなさそうです。
因みにですが・・・
コンテンツ全部見東大生さんというYouTuberがいて、その方の生配信で上記の考察をコメントさせてもらいました。(該当の時間 1:21:41)
今までの展開や謎もまとめられていますし、他にも様々な考察を提唱なさっているので、興味のある方は見てみてください!
高砂明海は茅野さくら説
ここからはコメントに残していない考察です
なぜ発言しなかったかというと、根拠の無いゆるふわな予想なので、言うまでもないかと思ったからなんですが、思いついたのでどうせならと、記事にさせてもらいます。
顔と名前を変えられて、才門(柊先生)と恋仲になっているっていう・・・。
年齢的にも、さすがに無理があるかな。
ただ単に、清春が高砂明海に言った「やるせない」みたいな発言にも繋がるかなって。
バッドエンドの作品が好きなので、こういうオチを予想してみました。なんかちょっと胸糞悪い、少なくとも気持ちの良いスッキリとした終わり方にはならなそうという事で。
俺が脚本家なら、こういう終わり方する(笑)
アナタは誰か黒幕だと思いますか?
【Amazon.co.jp限定】3年A組 ―今から皆さんは、人質です― [Blu-ray BOX] (オリジナルボールペン 付)
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2019/07/24
- メディア: Blu-ray