諸葛孔明が2500人を従えてる時、15万の大軍が押し寄せてきた。いくら知謀の諸葛孔明とはいえ、この状況はどう考えても劣勢。勝ち目がないかのように思われた。しかし、諸葛孔明は面白い行動にでる。
四方の城門を開けっ放しにするように指示した。20人の兵士には領民のフリをさせ、道を掃いているように伝える。諸葛孔明自身は、道士の格好をして物見やぐらで琴を弾く。
そこに敵軍がやってきた。その異様な光景に驚く。そしてこう言ったそうな。
「あいつの事だ。死角には伏兵が潜んでいるに違いない。この状況で攻め込んだら、向こうの掌で踊らされているも同然」
こうして、敵軍は城を攻める事なく引き上げていきましたとさ。めでたしめでたし。