最初で最後の、最愛。

忘れよう、朽ちよう。

蕎麦業界をアップデートし、人生をコンテンツ化せよ!

お題「これって私だけ?」

 

 

なぜ蕎麦職人が町おこしをするのか?

 

 お久しぶりです。8月5日をもって、このブログは3周年を迎えました。ずっと書いている通り、俺は蕎麦職人として働いています。蕎麦歴は5年ですが、その歳月の中で何度も悩んだり泣いたりする事がありました。

 

 弱音を吐く俺に、兄弟子はこう言いました。

 

 「お前がこの仕事をし始めた時の事を思い出せ。初心忘れるべからずというだろう。お前は何の為にこの仕事をしているんだ?」

 

 俺が蕎麦職人を目指した理由は、『師匠の蕎麦に感銘を受けたから』です。蕎麦嫌いだった俺が家族に連れられ嫌々行った蕎麦屋で、「こんなに美味い蕎麦があるのか」と感動し、厨房へ。「ここで修業させてください」と頭を下げました。この時、俺は16歳。

 

 今思い返しても、何でそんな言葉が出たのか不思議です。料理が美味かったら普通常連になるんですが、なぜか俺は玄人になりたいと発言してしまったのです。そうして、今の俺が在ります。

 

 師匠が扱っている蕎麦はご当地グルメとして売り出しているもので、地域活性化の一環として販売されています。後付けになりますが、そうした活動に参加できるという事もあり、「蕎麦職人になれば町おこしの一因になれるじゃないか!これはデッカイ事が出来るぞ!」と啖呵を切って家族の反対を押し切り、プロになりました。

 

 ただ、未だ功績をあげていないのが現状です。焦りを感じてブログを休止し、記事を書いていた時間を学習に回しました。ビジネス書を読んだり、講演で勉強したり、パラレルキャリアとして先輩の店で働きながら、スキルアップをしている最中です。

 

 そこで、かなり重要な学びを得ました。

 

 大人が『物質』を大事にしているのに対し、若者は『精神』を重んじて行動している。

 

 俺個人が蕎麦屋を食べ歩いている中で思ったんですが、若い世代を見かける事は少ないです。30代の蕎麦職人が「若い」と言われるような世界。10代でプロになった人は俺以外で聞いた事がない。

 

 俺は、この蕎麦業界をアップデートしたい。10代20代が蕎麦に関心を持つような活動をしていかなければならない。俺みたいに10代でも手打ち蕎麦は作れるんだよ、こんなに楽しんだよっていう言動をしていきたい。

 

 やっぱりその為にもブログで蕎麦業界の楽しさを発信し続けたいですね。師匠に怒られて泣いた話ばっかり書いてますけど(笑)

 

 プロジェクトの一つとして10代20代向けの蕎麦教室を計画中なんですが、思ったより難しいですね。単純に需要が無いので赤字が目に見えます。でも、これは商売としてやるのではなく、社会貢献活動として行う種撒きと考えています。1人でも俺の後に続くような若者が欲しい。それだけです。

 

蕎麦2.0

 

 俺が住んでいる街で町おこしの活動をしている方は沢山いるんですが、20代は俺だけ。だから、上記の計画は俺が主導して行います。

 

 別称さとり世代と呼ばれる程、若者は精神的な事柄を大切にしています。『この職業に就く事で、私はどのような幸福・快楽を得るのか。どれほど豊かな時間を過ごせて、どういう人生を歩めそうか』と考えて仕事を選ぶ人が多いように思います。だから「好きなことで生きる」や「趣味を仕事に」という言葉に魅力を感じるんです。

 

 ただ単に給料が良いだけじゃ駄目。蕎麦教室で技術やノウハウを売るだけじゃ足りない。「仕事が楽しい」と言えるような職場づくりが必要だと思います。「蕎麦職人として生きるって、こんなに面白いんだ!」と思ってもらえる事が必要です。

 

 計画を練っている時に思ったんです。「そうは言いつつも俺はブログで蕎麦職人の楽しさを発言出来ているのか?」って。愚痴とか書いて、修業のツラさを発信してしまっているように思うのです。

 

 だからこそ思ったのが、古い慣習のアップデート。最低3年半は修業しなきゃ一人前じゃないとか、そういうの今の時代に合ってる?って。こんな現状じゃ蕎麦職人になりたいと思われるどころか、倦厭されるだけでしょう。その為にも、 自分で言った事を大言壮語で終わらせないように、実行を続けます。

 

 若い世代にもっと蕎麦を広めるにはどうしたらいいか。それが俺の課題です。そして、今、俺の街に必要なのは『蕎麦2.0』です。

 

 会社組織より個人に注目が集まる時代が来るといくつかのビジネス書に書かれていますが、俺はそれに同意します。だからこその蕎麦です。「この人の手打ち蕎麦だから食べたい」と言ってくださる顧客を集める事が出来ます。自分のファンを作れる訳ですよ。

 

 やろうと思えば実店舗を持たずに自分の蕎麦を売り歩く事も可能ですからね。色んな所から呼ばれて出張するんですよ。そういう方を何人か知っています。自分の蕎麦に対する信用信頼さえ持ってもらえれば、それがお金になる。

 

 もっと言えば、個々の時代が来るっていう事は、その人が歩んできた人生がコンテンツの一つになるって事じゃないですか。例えば「修業時代にこういう体験があった」っていう小話をSNSで発信したり、「こういう夢や目標があります!」と言って共感や支援を募ったり。

 

 ただ、「それって蕎麦じゃなくても出来るんじゃね」という批判が来そうです。その意見も解かります。でも、副業兼業が広まっていく事が予想される現代で、「複数持つ収入源の中に蕎麦打ちを入れてもいいんじゃない?」と発信していきます。

 

 例えば、今時修業している人って少ないじゃないですか。店を持ちたい人は料理学校に通って起業します。飲食業界に入りたい若者はこういう人が多いんじゃないかと捉えているんですが、こういう現状だからこそあえて修業経験を積む事で、自分を売り出すうえでの付加価値になると思うんですよ。修行先が有名店であればあるほど、自身のネームバリューになりますし。

 

 これについては一万時間の法則が参考になります。端的に言えば、何事も一万時間費やすだけでプロに達する事が出来るというもの。

 

 ただ学校にだけ通って技術を磨くのか、それとも修業という形を取って様々な体験をしていくのか。同じ一万時間でもかなり違ってきます。

 

 例えば、修業する事で他の料理人とは違う体験ができる上、それらは全て話題の一つとして発信できます。ツラい叱咤すら美味しいネタです。調理法を学ぶだけじゃないって事ですね。

 

 さらに言えば、「どこどこの学校で勉強したんですよ」という人より「何々という店で何年も修業してきました」という人の方が意外性や話題性、魅力を感じませんか?しかもそれが10代20代の若者だったとしたら、なおさら。

 

 そうやって自分の人生自体をコンテンツ化できる、それが修業という手段です。俺は修業日記をフェイスブックを通じて発信しまくって、そこで知り合った方々が常連客になってくださいました。これ、若い料理人はマジで真似してほしい。飲食業の人間じゃなくても、色んな業界の人がやったら良いのにって思ってます。

 

 ただ単にSNSを宣伝として使っている人は宝の持ち腐れ。「こういう新商品を出します!」じゃなくて、「どん底を経験した頃があったんですよ」だったり、「同業者で、こういう面白い奴が居るんですよ」などを発信する事で、会社の商品じゃなくて自分自身に興味関心を向けてもらうんです。そういう方々がファンになってくださいます。だからこそ、SNSマーケティングって重要なんですよね。

 

 あれ、何の話だっけ?

 

生コンテンツ化

 

 行動を起こせば、その出来事を商品の一つとして売る事が出来る時代です。だからとあえず色々と行ってみれば良いんですよ。

 

 ありきたりな表現を使いますが、何事もやってみなきゃわからないじゃないですか。例えば、ラーメンを食べた事ない人に「私に合っているラーメンは醤油ですか?塩ですか?それとも味噌?あるいは豚骨?」と訊ねられたって「とりあえず食べてみろよ。自分が美味しいと思ったものが合ってるんだよ」って話じゃないですか。

 

 それと同じように、蕎麦打ちも意外とやってみたら面白いんです。だって、冒頭で話した通り俺は元々蕎麦嫌いですから。食べたくもないのに食べたら人生が変わって、いま蕎麦職人。行動を起こせば面白い未来が待っているものですよ。

 

 「若者よ、蕎麦を打とうぜ!」と言いまくって、一人でも多く共感を集められるように活動を続けて行こうと思います。蕎麦業界に若い世代が入ってくれば注目を集められる上、個人の時代が来れば目立つ事が可能だと伝えていきます。脱サラ目的や老後の趣味という印象があるような世界だからこそ、若者が入ってくれば面白味があるんです。自身のネームバリューに活かせる。これ大事。

 

 

 夢を語れば嘲笑されるし行動に起こせば叩かれるけど、結果さえ出せば周りは手のひら返しをします。それは、自分が蕎麦職人になって感じた事です。いざプロになってみれば周囲の接し方がガラリと変わって笑ってしまう。だから、成果を残してみせます。

 

 そして、これを読んでいる読者の皆よ、蕎麦を打とうぜ!

 

 

 

最後に、余談ですが・・・

 

 

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