刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

2019年上半期に取り組んだ事と、残り半年でやること

今週のお題「2019年上半期」

 

チャオ!

 

時の流れがはやすぎる

 

ビッグボーイですううう!!!!!

 

 

 この単語を使うと馬鹿にされそうなんですが、でも俺はこの言葉を意識しながら半年間頑張ってきたつもりなので言わせてもらいます。

 

 それが、『成長』です。この単語を師匠からよく言われますし、俺も自分自身が今より向上するよう考えながら働いてきました。

 

 ブログで連日書いてきたので知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、俺は蕎麦屋の店長に成る事を夢見て修業を続けています。

 

 コメントでたまに言われる通り、師匠は厳しい人です。でも、そう言ってくださるのは俺を想っての事と慮っています。だから人格否定をされようとも耐え抜いてきました。

 

 

 それでも連日仕事ぶりを否定され、「お前は店長に成れない」と言われ続けているとツラくなって、兄弟子に相談した事がありました。その時の助言を参考に、今月は働いてきました。

 

 

 

juliajewelkali.hatenablog.com

 

 

 ただ、昨日言われてしまいました。

 

 「兄弟子に言われた事を意識して頑張ると宣言したけど、1ヶ月お前の仕事を視てきて、何一つとして『店長になりたい』という想い、頑張りが感じられない。お前は本当に店長になる気あんのか?」

 

 この言葉は、数週間前に言われた文言と同じです。

 

 

 

juliajewelkali.hatenablog.com

 

 

 同じ事をまた言わせてしまったと落胆しました。それは俺の努力不足からくるもの。ただただ泣くしかありませんでした。悔しくて悔しくて、あまつさえ情けなくて。

 

 今日の終礼でも、「お前は俺に怒られてモチベーションが下がったように見えるが、そんな事で左右されているようじゃプロ失格だ」と言われ、何も言い返せませんでした。正直言うと今日、はじめて思ってしまったんです。もしかして俺は、飲食業向いてないんじゃないかって。ここを辞めるべきなんじゃないかって。

 

 

 俺よりもバイトの方が接客が上手いし、クレンリネスもちゃんとしていると言われました。強いて言えばサービスの部分だけ一番だと評価されましたが、こんな事じゃ駄目なんです。店長に成るなら全ての点において完璧じゃないと。

 

 

 師匠は何度も言いました。「お前がやっている事はお前じゃなくても出来る仕事」と。

 

 一番傷ついたのは、今年のゴールデンウィーク終わり。「お前が居なくてもこの店は回るんだぞ」

 

 この店の蕎麦を打っているのは師匠でもバイトでもなく、この俺です。それは開店当初からずっとそうです。蕎麦屋に置いて一番大切なものを俺が任されている。そこにプライドとプロ意識を持っていました。それをズタボロにされた感じです。

 

 

 だからこそ、もっともっと努力してこの店にとって無くてはならない存在なんだと思われたかったんです。

 

 

 

juliajewelkali.hatenablog.com

 

 

 昨日言われました。研修の期限は7月いっぱいだと。そこで俺が店長に成れる人間が見極め、無理なら・・・。

 

ここを辞める事になります

 

 それだけは嫌なんです。ここ以外に生きる道は無いと思っているし、21年間生きてきて初めて「仕事が楽しい」と思えた職場なんです。クビなんて恐怖でしかない。

 

 だから努力するしかないんですが、具体的にどうしたら良いか戸惑っています。師匠から怒られた時に俺が「どうしたらいいんですか」と言えば「自分で考えろ」と切られてしまいます。

 

 

 なのに自分で考えた案を否定され、兄弟子からのアドバイスも「あいつに言われた事は忘れろ」

 

 師匠から言われた通りにやれば「指示待ち人間」と揶揄され、八方ふさがりのように感じています。

 

 

 ただ、今日言われました。「お前は俺の代わりになってくれないといけない」

 

師匠のように後輩へ怒り続けるような人になれって意味なんでしょうか?

 

 言い返しました。「俺は後輩を褒めて育てる先輩になる」

 

 

 なぜそのような事を言ったのか。それは過去の記事に来たとあるコメントでした。

 

 

お前は本当に店長になる気あるのか? - 蕎麦神社

なんで蕎麦屋をやりたいのか考えてみては。どういう蕎麦屋にしたいのか。言われたことだけやるんじゃなくて、理想の蕎麦屋を実現するために何をしなきゃいけないか能動的に動けるといいですね。偉そうにすみません。

2019/06/14 00:20

 

 

 返事が遅れてすみません。実はこのコメントを貰ってからずっと考えていたので、答えが見つかるまで返答はしないつもりでした。ある程度考えがまとまってきたので、下記に綴ります。

 

 

 正直言うと師匠の元でモチベーションを保ち続ける、働き続けられる人は限られると思います。現に何人か居た同期は全員退職しましたし、過去に辞めていった先輩達の話も聞かされていますから。

 

 そこで俺まで同じような人になるっていうのは、後輩が次々と辞めていく職場になります。俺だけは師匠と真逆の上司で居なければならないのです。だから、褒めて育てる教育を導入したいと言いました。

 

 今月から後輩を褒める事に重点を置いてきました。以前の様に叱る事はしなくなりました。だから後輩との人間関係が改善出来たと説明した所、「確かにそこだけは変わったと認める」と。

 

 

 俺は考えたんです。過去に言われたこの言葉。「お前を正社員にするメリットに何がある?」

 

 雇いたいと思ってもらえるには、師匠の為に店の為に何かしなければならないという事。

 

 具体的な答えを1ヶ月以内に見つけ、行動に移さない限り、俺はこの店を去る事になります。

 

 

 今日は兄弟子との思い出話も聞きました。「俺より仕事の出来る奴だった」と。だから店の仕事を任せたって。

 

 これはヒントだと感じました。俺が誰よりも仕事をするようになれば師匠は楽になる。ここに、上記の質問に対する答えがあると思うんです。だからこの話をしたんじゃないかと慮りました。

 

 

 師匠は人財育成を「やらない」と何故か言います。後輩を育てろと俺に言います。こういう言い方は失礼かもしれませんが、多分めんどくさいんじゃないかと。だから俺がやる事で師匠は楽になる。

 

 師匠は最近、師匠だけがやっていた仕事を俺に任せるようになりました。責任の重い仕事まで任せてもらえるって事には意味があると思います。

 

 色々と謎だった部分が繋がっていく感じ。今日考えた答えは『師匠を楽にさせること』

 

 

 過去に聞いた覚えがあります。師匠が尊敬する先輩の話。

 

 「そいつはをしながら仕事してる奴で、なのにサボっている訳じゃなく店はちゃんとしっかりと回っている。こんなこと出来る奴がいるだなと思ったよ。俺には出来ねえなって」

 

 なんでヒントが散りばめられているのに俺は解からなかったんでしょう。師匠はを求めていた。

 

 『楽をしながら仕事をする』という表現だと嫌悪感を抱く人もいるかもしれませんが、要は『効率よく仕事をする』という事です。

 

 接客が得意な子にはホールを任せるし、掃除が得意な人にはクレンリネスを任せます。こうやって各々が得意な事だけを役割分担し、皆の苦手を手助けするのが店長です。なのに俺は整理整頓が苦手な子にもやらせようとしていたし、今思えばそりゃ「店長になれねえ」と言われるな、と。

 

 

 明日から俺がやるべき点はここにあると考えます。

 

 俺が今まで提案したのは仕事を増やすような事で、楽したい師匠に否定されるのはよくよく考えれば当然でした。その返事はいつも「お前は俺のこと考えた事あるか?」です。

 

 俺は内心「もっと儲けられるように、この店の為を想って言っているのに」と思っていましたが、おこがましいですよね。師匠は銭ゲバではなく、それなりに働きながら稼げれば良いと考える人です。だから店を俺に任せて出掛けたりするんです。(ここは賛否両論ありそうですが笑)

 

 

 ああ、なるほど。書きながら考えがまとまってきました。ようやく、です。

 

 『この店を向上させる為に仕事をする』という点は合っています。でも、努力の矛先を誤っていました。師匠さえ楽になれば。この一点に尽きます。これが全てなんです。

 

 師匠が楽になるという事はアルバイトも楽になる。「しい」と言える範囲で仕事が出来る。

 

 師匠は「俺も仕事を楽しんでいる。だから、お前が『仕事が楽しい』と言ってくれたのは嬉しい」と言っていました。

 

 

 「仕事が楽しい」と後輩が思えるように俺が仕事をすれば、店が向上すると思うんです。これは様々なポジションを全て行える"俺にしか出来ない仕事"であり、実践を続ければ"俺が居なければ店が回らない"状態になります。冒頭に書いた師匠の叱咤を改善できるようになるんです。要は、俺自身の成長にもなる。

 

 

 みんなが「仕事が楽しい」と言いながら働ける。これが俺の理想とする蕎麦屋

 

 

 全部、繋がります。

 

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