群衆は一時的に神社仏閣へ行き
そこで威厳や風格を感じ
その間だけは拍手を送るだろう
だがしかし、境内から出てみれば彼らは今までと同じ生活を送る
持て余してる手付かずの哲学
わざわざ時間を割いて喋ってもらった説法も猫に小判だ
余生に活かそうなどという意識は無い
あっても最初の内だけだ
綺麗事を耳に入れて心清らかになったつもりか?
金銭を支払った快楽が麻薬のようになっているだけで
それは不毛な行いに過ぎない
汗水たらした結晶が向かう先はなまくら坊主
それを支払うのは三日坊主
『最後が言いたいだけ』