チャオ!
名札じゃなくて値札も付けたい
ビッグボーイですううう!!!!!
今回スーパー偉人伝!で紹介するのは箕輪厚介(みのわ こうすけ)さん。
彼の著書『死ぬかす』はビジネス書のヒット作。その中で俺が衝撃を受けた一節、『自分の値札を意識しろ』
今回はその話をしていきたいと思います!
この主旨は俺の心に今でもずっと残り続けています。なぜなら、今まで意識したことなかったから。目から鱗な視点だった。
俺は今までずっと、「金儲けの為に働くんじゃなくて、安くても良いから楽しい仕事をしていたい」と思っていました。ただ1ヶ月の苦痛を堪えて、月1回の給料に幸福を感じているのは、さながら奴隷の様だと感じていたんです。だから薄給でも好きな仕事をしていたい。
そうして、俺は蕎麦職人になる事を選びました。趣味を仕事にして、「俺は幸せな人生を生きている!」だなんて上機嫌になっていました。
しかし、現実はそう上手くいきませんでした。アルバイトから正社員に昇格するって話を貰った時、バイト時代よりも月給が安くなることがわかって激怒してしまったんです。社長の前で。
「一時間の単価が、雇われ店長の俺より学生バイトの方が高くなるのは何でなんだ」
「仕事が増えるのに給料は減るってどういうことだ」
そう怒りながら、「やりがい搾取とはこういう事か」と心中で呟く。そして、『死ぬかす』に出てきた上記の一説を思い出しました。
俺の方が奴隷だった。情けなくなった俺は、もっともっと稼いでやる。そう決意した訳です。
『自分の値札を意識する』という事はすなわち、『安い仕事は受けない』という仕事選びの根性を持つ事ではないか、と思うのです。
俺の場合、バイトでも出来る仕事は後輩へ回すようにして、自分は責任の重い、難しい仕事を熟すようにしています。積極的に仕事を覚える姿勢は上司に好まれますし、自分の能力を上げる事にも繋がります。
そうやって色々回せるようになれば、次から次へと昇給に繋がります。
しかし、俺が今働いている会社では逆に給料下げられてしまうという訳分らん状況になっています。理由聞いたら「赤字だから」って。
「いやいや、アンタが金遣い荒いからこの有様なんじゃん」
呆れました。そして、退職しました(笑)
俺の解釈として、資本家と労働者という関係は、奴隷と君主ではないと思っています。労働者は自分の能力を売ってるし、資本家がそれを買っていると思うんです。もう一度言いますが、俺はそう捉えているだけです。
だからこそ自分に値札を付けるべきだし、自分の能力に見合った対価が支払われないなら、そんな会社辞めてやるべきだ、と。
自分で言うのもなんですが、21歳で雇われ店長をやるっていうのは、蕎麦業界では珍しい人材だと思うんですよ。自惚れと言われるかもしれないですが、滅多にいないはず。
なのに20代の平均年収を下回る給料を提示されて、怒らない訳ないでしょ。俺もっと稼いでみせるから。ホント。ガチで。「中身ない」とか言えないくらいに。
最後に、参考になる動画を貼りつけて、終わりとします!