刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

空についての勉強をはじめようか

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お題「今日の出来事」

 

 

 

 

チャオ!

 

星空が見える頃に起き上がる

 

ビッグボーイですううう!!!!!

 

はじめに

 

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今回この記事を書く上で参考になった書物です

 

ですが、内容の全てがこの本を出典する訳ではない、と注意書きさせてもらいます

 

 あくまで、星座の件だけ参考にさせてもらいました。

 

なぜ星座はギリシャ神話に基づいているのか?

 

 世界最古の星座は、古代エジプトの遺跡から発見された図。

 

 古代の人々は現在と違って豊富な娯楽がなく、夜は光もあまりないので、星空を眺めながら余暇を過ごし、「あの星はあの形に見える」などといって遊んでいた、とされています。因みに、恒星が構成するパターンの事をアステリズムと呼びます。

 

 ただ、星の位置を組み合わせても全然動物に見えないですよね(笑)

 

 昔の人は、それだけ発想力豊かだったんでしょうか。それを表すように、ギリシャ人が考えた星座は全て神話と関係しています

 

 「あの星座とこの星座には、こういう物語があるんだよ」なんていって遊んでいたのでしょうか。想像力の豊かさが垣間見えます。

 

 だからこそ、ギリシャ神話に基づく星座が広く知れ渡っているのかもしれません。物語が付属している方が、人に拡散しやすいですもんね。

 

次の項目では、秋の星空に関係するギリシャ神話を紹介します

 

メデューサペルセウス

 

 秋の星座として挙げられるのは、カシオペヤ座、ペルセウス座アンドロメダ座ペガスス座くじら座などです。

 

 これからが登場するギリシャ神話の物語について、下記に引用します。

 

 元々美少女であったメドゥーサは、海神ポセイドーンとアテーナーの神殿の1つで交わったためにアテーナーの怒りをかい、醜い怪物にされてしまう。これに抗議したメドゥーサの姉たちも怪物に変えられてしまう。姉のステンノーとエウリュアレーは不死身であったが、メドゥーサだけはそうでなかったため、ペルセウスに討ち取られたとされる。アテーナーはその首を、自分の山羊皮の楯アイギスにはめ込んだ。

 

メドゥーサは、見るものを石にしてしまう力を持っており、これまでは誰も退治できなかったのである。ペルセウスは鏡のように磨き抜かれた盾を見ながら、曲刀(ハルペー:癒えない傷を与え、不死身殺しの武器とされる)で眠っているメドゥーサの首を掻っ切った。メドゥーサの首からあふれ出た血は、空駆ける天馬ペーガソスを生んだ

 

その帰路の途中、ペルセウスは海から突き出た岩に縛り付けられた美女を見つける。その美女の名はアンドロメダーといい、母親カッシオペイアが自分の娘アンドロメダーの方が海のニュンペーより美しいと公言したため、海神ポセイドーンの怒りに触れ、海の怪物ケートス(クジラの意だが、実際は海竜のような姿をした怪物)の生贄にされるため、岩に磔になっているのだという。可哀相に思ったペルセウスは、美女を助けることを約束する。

 

美女を襲いに来た海の怪物に剣はまったく歯が立たず、そこでペルセウスはメドゥーサの首を取り出し、怪物を石に変えた。ペルセウスは無事に課題を終えたことの感謝の意を含め、加護してくれていたアテーナー女神にメドゥーサの首を贈る。アテーナーは自分の盾であるアイギスにメドゥーサの首をつけ、最強の盾とした。*2

 

 後にアンドロメダペルセウスと結婚して、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。

 

いやいやいや・・・

 

 なんかちょっと怖くないですか!?

 

 とても刺激的な物語ですが、昔のギリシャ人はこんな妄想をして過ごしていたんですね。

 

 

 あくまで口伝えとして広まっている分には良かったのかもしれません。しかし、事態は意外な方向へとシフトしていくのです。

 

それについて、これからお話しいたしましょう

 

『空』が宗教に利用されていた時代

 

ここからは俺の推測を含みます。あくまで一つの仮説として捉えてもらえると幸いです!

 

 言葉では説明しきれない事柄を、古代の人々は『神』と呼んだ。なんて過去の記事で話しました。どれかはもう忘れましたが(笑)

 

 空も同様に神秘的な場所であり、宇宙にまつわる考えが今よりも無かった時代なので、星というものもまた、彼らにとって神的な存在だったのでしょう。だからこそ神話が生まれた、なんて考えられます。

 

 これは日本でもそうで、太陽はアマテラス、月はツクヨミとして信仰の対象となっていました。

 

 天文学と宗教は意外と接点が多く、昔の人は"空"にまつわる研究を進める事で地位を確立しようと企んでいました。

 

どういうことでしょうか?

 

それを、これから詳しく解説いたします。

 

 例えば、天候。雷雨などは神の怒りでした。逆に雨が降らず農作物が育たなければ、雨乞いをして神から恵みを頂戴する、なんて風習がありました。これは日本だけではなく、世界各地でそうです。

 

 気象学が発展していなかった、あるいはそもそもそのような学問がなかった時代なので、天候すら神のおぼしめしだったんですね。だから、「天災」と呼ばれます。

 

 科学が進歩していなかった頃は、宗教こそが真理でした。なので、教える立場にある人、例えば天啓という神からのお告げを受けられると主張する人は、崇め奉られる対象となります。

 

 だから、そのような地位にある人は学問を特権階級のみの専売特許としていました。そして、気候学の研究をはじめるのです。

 

 特に、天候の予測が大衆を操るのに悪用された

 

 「お前らが俺の言う事をきかなければ、明日は一日中雨となるだろう」

 

 最初は信じられなかったとしても、無知な人々に天気予報を行う事で、まるで本当に神と繋がっているかのように装う事が出来た。そうして、大衆を操作する事が出来た訳ですね。

 

さいごに

 

 古代エジプトでは天文学が発展していました。ギザのピラミッドがオリオン座と同じ配置になっているのは有名な話ですよね。別の所でいうと、メキシコにあるピラミッドの階段は365段。マヤ文明もまた、天文学の研究に勤しんでいたとわかります。

 

 チチェン・イッツァについては調べてみるともっと面白いんですが、それだけでも長文になるので、また別の機会に書きたいと思います。

 

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