刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

トランスヒューマニズムは人間を進化させるか?

お題「今日の出来事」

 

 

 

チャオ!

 

期待と不安が共存してる

 

ビッグボーイですううう!!!!!

 

トランスヒューマニズムとは何か

 

トランスヒューマニズムでは新しい科学技術、たとえばNBICと呼ばれるナノテクノロジー、バイオテクノロジー、情報技術に認知科学、また未来技術として考えられている仮想現実、人工知能、精神転送に人体冷凍保存などを支持しており、この考え方に則り、実際に薬品や遺伝子操作による寿命の延長・肉体の強化、脳とコンピュータの接続、などの研究が行われている。トランスヒューマニストは、人間は人間以上の存在になるためにこれらの科学技術を使用すべきであり、使用できると考えている。*1

 

 次から次へと進化していく科学技術を進歩を、ただガジェットの一つとして使用していくのではなく、人間へ合体させる事により、人々は従来の人間を超えた存在に成る事が可能であると主張する思想です。

 

 SFチックに表現するなら、AIを搭載したロボットアームを身に着ける事で仕事の効率、生産性を上げるなどの利便性があったりします。

 

 現実的な事を言うなら、ドローンや人工知能の進歩により様々な労働が機械化されていく中で、効率を求める人間の可処分時間が増加すると予想できます。社会人がもっとクリエイティブになっていく中で、VR・ARなども発展していき、ありとあらゆる科学技術により、人々は遊びに従事するようになります。

 

 これは「仕事せずに遊んで暮らせる」というより、「仕事と遊びの境界線が薄れていく」という表現の方が適切だと感じています。蕎麦職人宛ての記事でも書きましたが、これからは組織ではなく個々に注目が集まる時代だから。

 

 それについて、下記で説明していきます。

 

この思想は世間へ何をもたらすのか

 

 多くの人は毎日といっていいほどネットに接続しており、スマホをなくしたりすれば不安になるほど中毒になっています。それほど、現代人にオンラインは必要不可欠なんですね。

 

 その端末が新たな進化を遂げ、また、日々SNSで日常を投稿していく中で、あまつさえ会社の寿命が人間より短くなったと言われている中で、大衆は個人そのものへ注目を集めるようになります。ならば、個人の人生そのものがある意味コンテンツ化し、自分にとっての遊戯でも対価が発生するようになる訳です。

 

 それは、俺みたいなブロガーや動画配信者、アーティストなども当てはまるかもしれません。個人で大衆の興味関心を集められるような人です。そういう人は、趣味などの好きな物事を行ってお金を貰う。そういう方が今後益々現れるようになるでしょう。

 

 苦痛を堪えて給料を頂いていた従来の労働は、終焉の時を迎えているのかもしれません。ただ、上で挙げた職業の方にも多少の苦労はあります。でも、嫌な事を行いながら定年まで働き続けるのとは、望ましさでいえば雲泥の差ではないでしょうか?

 

机上の空論で終わらずに、旋風を巻き起こせるか

 

 トランスヒューマニズムは、科学を人間の向上に活かす事を求めます。それは健康や利便性、効率とか生産性だけに留まりません。人を未だ見ぬ新たな境地へ連れて行く、期待と願望の思想。

 

 だから、従来では完治不能な患者を冷凍保存する事で、医学が進歩して治療を行えるようになってから解凍し、処置を施す事も良しとします。この技術をクライオニクスと呼び、それは病に罹っていない人にも応用できると俺は考えていて、これはある意味、死を超越する領域まで来ているのではないでしょうか?

 

 

 次に、スマートシティの話をしましょう。これからIoTがありとあらゆる商品へ導入されていくようになります。それが次第に、街そのものがインターネットと合体している状態になります。

 

 例えばコネクテッドカーにより、運転せずとも人工知能が渋滞を予測しながら最適解の道を選び、人は今まで以上に効率的で生産性の高い生活が可能になります。救急車がそれに成ったとしたら、病院までの移動中にAIが治療を施す事も可能になる訳で、従来なら亡くなっていたかもしれない人を助ける事だって可能であると言えます。

 

 また、端末を取り出さずともインターネットへ接続する事も可能になる。これをウェアラブルと言います。ウェラブル端末があれば常にヘルスケアの管理ができ、大衆の健康に対する意識も高まるでしょう。

 

 今でも政府が推し進めるキャッシュレス化によって、現金を持たずとも買い物が可能になりました。仮想通貨やブロックチェーンの話題で取り沙汰される『全世界共通の通貨』というのも使用出来るようになれば、海外へ行く時に手間な両替など必要なくなる訳です。

 

 こうやって今まで以上にインターネットが身近なものに、生活へ密着していくようになると、シェアリングエコノミーも発展していくでしょう。コストを抑えて商品を購入できる上、従来なら捨てられるはずだった物も他者が再利用するようになる訳です。今でも既にBtoBのアプリが身近にあり、利用している人も沢山居ますよね。ここで訊いてみましょう。

 

 

 これはただの夢物語なのでしょうか?

 

 

 人々は面倒を出来るだけ取り除きたがります。だから科学技術の発展へ、さらなる期待が集まります。ならば、トランスヒューマニズムに共感する人も増えていくのでしょう。

 

 ただ、SFを現実にし、近未来を現代に変えるこの思想は、便利で快適な世の中になるだけじゃありません。

 

 最後に、欠点を書いて終わりましょう。

 

社会へ惹き起こすデメリット

 

 企業がビッグデータを持って顧客をスコアリングするようになると、消費者のプライバシー侵害が懸念されたり、ハッキングによって奪われるものが多数増えるなど危険性があったり、導入、普及が追い付かない事による地域格差だって問題になると予想できます。

 

 また、個々の時代が云々と言ってきましたが、それはある意味『超監視社会』と表現する事も可能です。政府・行政、企業に監視されるだけではなく、常時オンライン状態だと待ちゆく人が自分を知っている可能性があるので、「常に見られている」とまで言えるでしょう。という事は、謂れのない事、または隠しておきたい事情がインターネットに散見される可能性だってある訳です。

 

 こういったデジタルタトゥーは、いわゆるバカッターと揶揄されるような方へ行われてきましたが、悪事を働いていない人も被害に遭う可能性があるでしょう。ネットストーカーは憎悪が動機だけじゃなく、恋愛感情によっても動くので。

 

 上記などのサイバー犯罪増加は予見されます。そういった事を知った上でもアナタはこの思想を支持するのか、それとも否定派にまわるのか、決断してください。

 

今週のお題「わたしの自由研究」

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