刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

藤田田 『ユダヤの商法』を読みました

お題「今日の出来事」

 

チャオ!

 

三度の飯よりマクドナルド

 

ビッグボーイですううう!!!!!

 

 俺は3日、4日連続で行くほど大好きなお店。もうバイトかよっていうくらい通っています。これくらいシフト入れば店長も助かるでしょうね。

 

 冗談はさておき、人財育成の方法や商品を売り込み方など、飲食業界の人間にとって、マーケティングの参考になる事が沢山詰まった会社。それが、マクドナルドです。

 

 そんな日本マクドナルドの創業者、藤田田さんの著書という事で、商売の参考になる内容が詰まっているものだと思ったんですが、正直、俺の心にはあまり響きませんでした。

 

 本の冒頭にも、『現在の観点から見れば、差別とされる言葉・用語など考慮すべき表現も含まれております』と書かれています。

 

 続けて、『著者の作品が経営・ビジネス書の古典として多くの読者から評価されていること、執筆当時の時代を反映した著者の独自の世界であること、また著者は、2004(平成16)年に他界し、作品を改訂することができないことの観点から、おおむね底本のままとしました。』

 

 そういう注意書きともとれる文章を読んだ上でも、やはり俺にとって好ましい表現ではない文章がいくつかみられるので、中盤から読むのが嫌になりました。

 

 確かにこの本は、商売で成功したい方々にとって参考のなるノウハウ、実例が記されています。ですが俺はただ単に金儲けがしたい訳じゃありません。幸福や快楽の為にお金が必要だから、俺は商売をやっています。

 

 ユダヤ人は働く為に食べるのではなく、食べる為に働いている』という趣旨の内容があります。俺は食事が人生の目的とは思えないので、こういう言葉も心に刺さりませんでした。ただ、人生の豊かさ、楽しみ、幸せの為にお金が必要だから汗水たらすのだ、という姿勢は共感できます。

 

 でもやっぱり俺はこの本が好きじゃありません。日本人を下げてユダヤ人を称賛する論調なので、読んでいて心躍る本ではありません。

 

 

 ただ、金儲けに人生を賭けて成功者になりたいアナタには、何か刺さるものがあるでしょう。

 

 少なくとも、何かしら学ぶ事の出来る一冊である事に間違いはありません。

 

ユダヤの商法(新装版)

ユダヤの商法(新装版)

 

 

 

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