刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

「年上だから偉い」という主張を忌み嫌う理由

お題「どうしても言いたい!」

 

チャオ!

 

アナタの考えと俺の意見が相反していても怒らないでください!こと

 

ビッグボーイですううう!!!!!

 

 

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 俺が勤めているサービス業界は体育会系と呼ばれるような確固とした縦型社会なんですが、少なくとも俺の周辺は年齢で先輩後輩は決まりません。その人がどれほどこの世界に長く居るかによって上下関係が決まります。年功序列の名残でしょうか。

 

 

 業界に長時間働いているという事は若手よりも腕がある事を表しているので、だからこそ敬い見習い、背中を追いかけるべき人物なんですよね。先輩によっては反面教師にするけど。これ、言って大丈夫かな?w

 

 

 自然と先輩となる人は年上が多くなりますが、それは『年が上だから頭を下げなくちゃいけない』ではないと思うんです。俺も内心そう思ってしまう節があるんですが、これを後輩に対して口に出してはいけないと思っていますし、そういった想念が出る度に情けなくなります。

 

 「年齢が上だから立場も上」という主張は、それ以外に優位に立てるものの無い人が言うと思っているんです。だから辞めなくちゃいけないなと、なのにたまに思ってしまうなと・・・。

 

 

 「自分は後輩よりも能力や技術がある」という意識を持つべきだと思います。もし追い越されれば終わりです。同期に対しても思う事です。もし勉強や学習を辞めれば、腕を磨く事を休むなら、それは終わりです。

 

 先輩は自分より長けた人なので、いつかは超えたい目標になります。寝る間も惜しんで努力すれば、先輩が遊んでいる間にも自分は頑張れば追い越せるんじゃないかと。そう簡単なものじゃないけどね。

 

 それでも「俺はこの人を超越できない」と思える方がいて、それが現在の師匠なんですが、だからといって諦めるのではなく出来る限り近付こうと修業してます。

 

 ただでさえ師匠のようになれないと思っているんですが、師匠は今でも野心を持って上を目指しておられます。追い付けない背中を追いかけながら修業する毎日なんです。

 

 

 なんでまた仕事論を書いたかというと、店の後片付けをしていた時に職人肌の料理人の話になって、こんなことを言われたからです。

 

 

――だから、「年上だから先輩だ」っていうのは良くねえぞ

 

俺もその考え方嫌いです。年齢で上下関係を決めるもんじゃないと思うんです。だから俺は年下でも先輩なら敬語を使ってます

 

お前の『先輩後輩』っていうのも昭和くさいけどな。21歳なのになんでそんな考えに至ったんだ?今時の奴にそんな考え通用しないぞ

 

 師匠は俺よりももっと厳しい店で修業したと聞いています。体罰があった時代なので。

 

 師匠の尊敬できる部分は、時代に順応できている事だと思います。「新人に受け入れられないから、お前のその体育会系のノリは辞めろ」と言われているので。

 

 さすがに俺も後輩を殴るのは良くないと思っているんですが、縦型社会を壊しても良いのかな?と思う一面もあります。先輩を尊敬し、同僚をお互い励まし合い、後輩と共に上を目指すのがこの業界の良さなのでは・・・。

 

 

 でも、そういう『体育会系』と呼ばれるものに終わりが来ている事を最近ひしひしと感じています。

 

 

 もう俺は前まで記事にしてきた『後輩を怒る教育』を辞め、師匠に言われた通りの方法の行っています。でも時々思うのが、「こうやって本当に人が育つのか?」という想念です。

 

 俺を見習ってくれている後輩はもう一人前に育っていますが、師匠の教育法で接している新人はなかなか仕事が上手くいきません。それは俺がまだこのやり方に慣れていないからだし、後輩と信頼関係が築けていないというのもあると思います。

 

 

 そうやって試行錯誤しながら思ったんですが、こうやって後輩と接する事が俺にとっての成長にも繋がっていると思うんです。師匠は俺を体育会系と揶揄して「そういうのダサい。嫌い」と言いましたが、新人全員の教育を俺に任せました。

 

 新時代が来ているのを拒否している俺へ、あえて人財育成を取り組ませる事で順応させようとしてくださっているのではないかと慮っています。

 

 

 飲食業界に吹いている新しい風へ適合できるよう、これからも精進を続けます。だからこそ言いたい。

 

 

「年上だから偉い」はダサい。嫌い

 

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