刺激中毒

今日が命日でもいいように、過去を悔やまず、未来を恐れず、現在を生きる。

お題「今日の出来事」

 

 

 幾千の単語は絵空事と法螺吹き轟く

 図体の中に女々しさを見出した群衆

 

 それは男と密接に結びついていた 

 だから結と名付けられたのは内密

 

 想念の具現化は二次元として

 御託を並べる事がそれの表現

 

 脳内で花壇を管理する

 現実は夢幻と切り捨て

 内なる声に従い続ける

 

 甘美の香りにいざなわれ

 恐怖の深淵へ迷い込んだ

 突き進めばその先に涅槃

 

 蒼穹の下で龍が飛び

 虎が大地を行き交い

 咲き誇る蓮の上にて

 煌びやかな蝶が踊る 

 

 陽だまりで巫女が手を振った

 男を招くように微笑みながら

 

 太陽は祝う様にさんさんと

 海は穏やかに波音を立てる

 

 幼稚な娯楽の消費を拒んで

 祈りの奉仕と感謝や懺悔を

 

 男は生きようが死のうが

 どうでも良いのが本音だ

 

 彼は自分を王とする世界を

 内面に見出した極楽浄土で

 

 歓迎として爽やかな風が吹く

 こんなことインドじゃ常識だ

 

 だから男は新たな境地へと 

 それは生き地獄からの解放

 安寧の地は現実との相違点

 

 希望が持てるのは未来だけか

 また弱者が飛び降りているよ

 明日にすら夢を持てない子供

 

 明朗はいつも見えない所にしかない

 仮面舞踏会の様に虚偽の大人どもが

 今日も自分達だけの幸せを求めてる

 

 そんな渦中にうんざりとした

 心の刺青はカルペ・ディエム

 

 騒音の声に凍てつく心配も

 邪見を握りしめた鉄拳へも

 もう何にも怯える心配なく

 木漏れ日を受け二人出逢う 

 

『マーヤー』

 

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