公開当日に観に行ったんですが、いろいろ事情があって投稿が遅れました。キムタクの映画は観客が殆どオバサンなのが印象的です。長澤まさみを大画面で観たくて行ったのは俺だけなのか・・・。
それはさておき映画本編の話。ネタバレをしないように語ると、どちらかと言えばミステリー要素より接客業の大変さを強く描いた映画に思えます。
厚かましく横柄な態度の客にホテルマンが悩まされる、というのを終始描いている映画です。飲食業をやっている自分としてはホテルマンに同情したり、玄人意識に感動したりしましたが、同じような業種じゃない限り退屈しちゃうんじゃないかなあって思いました。
だって、ミステリー映画を観てきたのにホテルマンの大変さを描かれてもね。
ですがこれが終盤に回収される伏線だったりします。キャッチコピーをみればわかりますが、「誰が犯人か当てれるもんなら当ててみなさいよ」と言わんばかりの強い態度。その謳い文句に負けないようなオチが待っていました。
本編には関係ないと思って大して考察していなかった所に実は犯人が潜んでいます。推理好きなら先入観で予想してしまいそうな所には隠れていませんでしたよ。やられたなーって思いました。