仮面ライダービルドが好きすぎる話

お題「お祭り」

 

 

 

 

 職場に仮面ライダーが来ました。僕は神社で働いているのですが、祭の日になるとヒーローショーがあります。今年は、仮面ライダービルドでした。

 

 

 本当は明日に公開される劇場版のエキストラに出演する予定でした。ですが、その収録日に親戚が神社に来たいというので、なくなく辞退する事になりました。

 

 僕の方から仮面ライダーに会いに行こうとしたら出来なかったですが、今日、仮面ライダーの方から僕の方へ会いに来てくれたんです。これは正に神の思し召しだと喜びました。なので、今回は仮面ライダーの素晴らしさについて語りたいと思います。

 

 

 正義の味方

 

プロデューサーの大森敬仁は、本作品を「『仮面ライダーエグゼイド』での医療やゲームのようにモチーフは無い。『ビルド』は仮面ライダーがモチーフ」とコメントしている*1

 

 

 

 ビルドに登場する仮面ライダーは皆、人体実験を受けています。のちに相棒となる仮面ライダークローズは悪の組織ファウストから脱獄した人物。この辺は初代仮面ライダーを彷彿とさせます。

 

 日本は3つの国に分断、その間の戦争を描くこの作品内では、仮面ライダー』とは軍事兵器であるという風に描かれています。しかも、ファウストから逃げた万丈龍我は殺人を犯したと吹聴され、指名手配犯となります。なので、国民にとって仮面ライダーとは悪の存在なんです。

 

 ここが深いと思いました。歴代の仮面ライダー達は敵と同じ力を使って戦います。時々、その力で暴走する描写がある事からも解かるように、彼らは善悪の境界線を漂っています。あまつさえ怪人を殺害しています。そこから生まれる「悪で悪を倒すのは正義なのか?」というジレンマがあります。なので、仮面ライダーとは『正義のヒーロー』ではなく『正義の味方』です。

 

この言葉は川内康範月光仮面の主題歌で最初に使用した。川内は「正義そのものに人間がなることはできない」という意味を込めた、と語っている*2

 

 

 例え極悪非道な怪人だとしても殺して良いのか?

 

 この点を、ちゃんとビルドは描いていました。

 

 作品に登場する怪人は元が生身の人で、仮面ライダーと同じようにボトルを使う事で変身します。過去最強のハザードスマッシュという敵が現れた際、ハザードトリガーという強力だが危険な装置を使いました。これを使えば今までより強い力を手に入れる事が出来ますが、自我が崩壊し、例え味方であっても見境なく攻撃してしまいます。

 

 これにより、仮面ライダービルドは1人の男を殺すのです。その事で変身者桐生戦兎は戦意喪失し、仮面ライダーである事を辞めようとします。

 

 仮面ライダービルドは今まで敵の邪悪な成分を浄化する事で怪人を元の姿に戻していました。しかし、怪人だったとは言え人殺しとなったのです。その後、戦兎が殺害現場で懺悔する場面や、殺した男が幻覚となって現れる所などはトラウマもの。

 

 しかし、そんな彼を立ち直らせたのは後にラスボスとなるマスター。彼の体を乗っ取っているエボルトの目的は戦兎の頭脳を使って自分を進化させようとしていたから。だから仮面ライダーである事を辞めてほしくなかった。敵によって育てられるなんて皮肉な話ですね。

 

 しかし、正義の味方仮面ライダーとして復活する場面は胸熱。これは他の登場人物にも言えます。

 

 

 悪を克服

 

 仮面ライダーグリスは変身ベルトスクラッシュドライバーの副作用により好戦的な性格になっていました。ビルドによって殺された男青羽はグリスの弟とも言える仲間。彼は戦兎を恨むのではなく、国の為、前向きに生きていく事を選択しました。家族を殺した人を赦し、仲間となる場面は感動的です。

 

 さらに、彼はわざと敵地の乗り込み、人体実験を受けます。自ら改造される場面はV3を彷彿をさせました。しかし、この時の副作用としていつか消滅すると敵に告げられます。その事を解っていながら、戦兎に強化フォームの制作を依頼、あくまで武器としてのリザードナックルを得ます。これで変身すれば人としての限界を超え、死んでしまいます。しかし、エボルトが彼の家族三羽ガラスに擬態したスマッシュと戦わせた事が逆鱗に触れる。そして、グリスブリザードへと変身してしまうのです。それが先週放送された回でした。

 

 自らを犠牲にしてでも敵と戦う場面は、これぞ仮面ライダーと思いました。

 

 それに、同じ変身ベルトを使う万丈も、ハザードフォームで暴走したビルドを助けたいという正義感から副作用を克服しました。

 

 第4の仮面ライダーローグは西都の総理大臣を父に持つ男。彼は国を自分の物にしたいと思っていました。しかし、エボルトによって父を殺された彼は、今までの野心が正義へと変わり、国を守る為に戦兎達の仲間となるのです。

 

 フリージャーナリスト滝川紗羽ファウストの一味難波重工の一員でした。しかし、そのスパイ活動が戦兎達にバレると、難波に尻尾を切られスマッシュへと変えられてしまいます。でも、仮面ライダー達は敵だった彼女も助けたんです。その事で彼女は正義に目覚め、戦兎達の仲間となりました。


 マスターの娘、石動美空もエボルトの口車に乗せられスマッシュにさせらました。しかし、ビルドとクローズによって助けられた。

 

 戦兎も、記憶喪失になっていますが、元は悪魔の科学者と称される人物。失われた記憶では、軍事兵器仮面ライダーを作成していました。彼の仲間たちも上記のように一度は悪となった経験があります。しかし、それを克服して正義の味方になっているんです。変身しなくても彼女たちは平和の為に頑張っていると思うと、その姿も仮面ライダーと言えます。

 

 

 ビルドを観てて思った事

 

 ビルド達は、たった6人で巨大な悪の組織に立ち向かう。仮面ライダーは悪を克服して、自分が求める正義の為に頑張っています。変身できない仲間たちもです。彼らは今できる最善の行動を選択しているんです。その姿を観ていると、僕もそうでありたいと思います。

 

 ここまで書いてきましたが、ショーの事は何も話してませんね。子供の間に混ざって観ているのが恥ずかしくなっただけでした。でも、生で観れて良かった。スーツは光沢ありでカッコいいし。

 

 僕は変身できないけど、仮面ライダーになりたいなあ。

 

 

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