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ホラー映画『クラウン』を観た

お題「最近見た映画」

 

 B級映画としては面白かった。

 不動産業を営むケントが、誕生日を盛り上げる為、空き家にあった道化師の衣装を着てから脱げなくなるというもの。それから道化師の格好のまま奥さんと性行為をする所をみて「ありきたりな展開だな」と思いだしたが、この場面は重要な点。

 刃物を使っても脱げない事に異常を感じて、空き家に住んでいた老人に接触する。彼は、ケントとお茶を飲みながらクラウンの起源について語り出す。

 

 クラウンとは元々洞窟に住み着いていた悪魔であり、日に当たっていない為肌が白く、寒さで鼻が赤く大きくなったと話す。道化師が首の周りにつけている襟は、元々悪魔が持っていた皮膚を題材にしているのだと研究資料を見せながら伝えた。わざわざ子供を騙す為に派手な髪色にしていて興味を惹いていたという事か。

 

 その事を信じないケントだが、次の瞬間には眠ってしまっていた。お茶に睡眠薬を盛られたのである。次に目を醒ました時は寝台に固定され、老人は斧を振り下ろそうとしていた所だった。目を醒ましてしまったので、老人は事情を説明する。

 「頭を切断するしか悪魔を殺す方法はないんだ」

 ケントは自分でも驚くような力で縄を千切り、老人を突き飛ばした。抵抗して拳銃を持ち出してくるも、それすら奪い取ってしまう。

 

 街に出てからケントは子供をみると食欲を感じるようになる。1人の子供を食べてから発狂して、老人から奪い取っていた拳銃を使い自殺しようとするも死ねない事がわかる。この時、血飛沫が色とりどりだったのが面白かった。

 

 家に帰ると息子であるジャックを食べてしまうと、仕事で知り得た空き家にこもるようになる。しかし奥さんに居場所がバレ、「私、妊娠したのよ」と告げられる。ケントは自分を地下室に縛ることを条件に、家へ帰った。しかし、ジャックが「お父さんがずっとピエロの格好をしている事を理由に虐められた」と言うと、ケントは息子を上手く口車に乗せ、南京錠の鍵を見つけさせる。そして、虐めっ子を食べに家へ押し入る。まさかのアンチヒーロー的展開。

 

 子供の味を知った事で彼の自己同一性が壊れていき、次から次へと子供を食べるようになる。そのせいで次第に容姿が崩れ悪魔に染まっていく。

 

 ケントの奥さんが入院している老人に接触しているが「殺すしかない」、「ケントを信用してはならない」と伝えるも、奥さんは信じない。しかし、今度は老人の方が病院を抜け出し奥さんに会いに来た。なぜか家族で飼っている忠実な犬が狂暴化し、奥さんに牙を剥いていた。家に侵入していた老人は犬の首を切断する事で助ける。そして、なぜクラウンの衣装を持っているかを説明した。

 

 どこから持ち込まれた衣装か知らないが、過去に服屋を営んでいた老人は昔にその服を着て悪魔に憑依された事があると言う。しかし兄が悪魔と何らかの契約をして、子供を冬に一人与える事で被害を最小限にしていたのだと話す。しかし、ケントがその衣装を着てしまった事でまた悪魔が世に放たれ、今の現状だと説明した。今度は悪魔と契約するのは無理で、首を切断して悪魔から解放してあげるのがケントの為だと話す。

 

 子供が沢山いる所は近所にゲームセンターしかない、恐らくそこにいるのだろうと奥さんは考え、老人と共に向かう。なぜか思った通りそこで子供を食べていた。

 

 そこにいるケントの容姿は完全にクラウンと化し、悪魔が奥さんに対して「ケントを死なせたくなければジャックを連れて来い」と要求する。その時、老人が斧を持って襲い掛かり、隙を見計らって奥さんは逃げてしまう。次に向かう先はジャックの居る自宅。

 

 車で着いた頃には既に悪魔が居てジャックを狙っていた。車一台動かしてしまう様な力強い悪魔に女性一人で勝ってしまうんだけど、そこはご都合主義。ジャックと抱き合っている所に警察がやってきて場面転換。

 証拠品と書かれた箱にクラウンの衣装が入っており、意味深に数秒映った後、エンドロール。

 

 

 

 面白かったけど妊娠しているっていう設定はどこに行った?

 ケントとしての自我を保ちつつも悪魔に憑かれている時に性交渉して産まれた子だから、悪魔の子として第2子が誕生する所でオチかと思ったのに。もしこういう最後にしないなら妊娠のくだりいらなくね?

 

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