読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人狼ゲーム プリズン・ブレイクを観た

映画の感想
↑ブルーレイがない!

お題「最近見た映画」

 

 今回は新たな役職『狂人』が加わっています。クレイジーフォックスの時もそうですが、「どうせ主人公が新しいカードを握ってるんだろうな」と予想出来ます。しかし、冒頭で主人公の役職は明かされません。ここが上手い演出だと思った。最後の最後に「まさかこういう展開を用意しているとはな」って思いました。

 ネタバレをしてしまうと、題名にプリズン・ブレイクと付いている事からわかるように、主人公が脱獄の方法を思いつきます。首輪をヤスリで切れる事を発見するんですが、よく考えると「主催者がそんな道具を建物に用意しておくか?」という疑問が残ります。人を殺せそうにないので人狼用の武器とも考えられません。包丁で切るという展開じゃ駄目だったのかと思うんですが、多分こういう映画は若者向けなので深い事考えずに観ましょう。

 

 狂人以外に新たに加わった設定は、主催者がこの遊びで賭け事をしている複数の大人だっていう事。囚われた女性の彼氏が、人狼ゲームの客として参加した事があると暴露するのです。

 一作目では、主催者について「大人じゃなくて子供なのかもしれないね」と言っていたので、僕はこの台詞を信じていた。自殺サークルでも黒幕は子供達だったように、この設定だとキチガイじみてて面白いと思う。なのに金持ちの道楽としてこんな事をやっているとか携帯小説にありそうな陳腐な設定。でも、主催者をただの一度も映さないのは良いと思う。まだ続編が作れるように余白があるんだからね。

 

 もう一つ文句を言えば、人狼ゲームに勝ち残った後にカメラに向かって文句を言う場面。何作か前からやってるけど、要る?

  何か大切な事言っている様には感じない。誘拐犯を捕まえて首輪を付けるとか外した首輪をカメラに投げつけて暗転じゃ駄目なの?

 

 不満はあったけど、初対面の高校生達が疑ったり信じたりを繰り返す問答は面白かった。そして投票される所。苦しみながら死にゆく姿を映すんじゃなくて、引きで撮っているのは良かった。周りで泣き叫んでいる女性とか怯えている男が見れる。苦痛を感じている所だけを撮るのはありきたりでつまらないからね。暗い雰囲気を演出するのが上手いと思った。ただ、1作目は死に方が色々あったのに対し、何作か前から首輪で殺されるから死に方に大した違いがない。血飛沫も冒頭だけ。ここは残念。

 

  それでも面白かった。熱中しながら観たけど、林を走る所を長々と撮った後にエンドロール。こういう余韻の残る終わり方はあんまり好きじゃない。退屈。SAWみたいに突然終わるのが好みだなあ。ただ、エンドロールは観ておくべき映画だよ。最後に全員の役職が明かされるんだけど、これは色んな伏線を回収する意味があると思う。あの行動は裏切りだったのか否かがわかる。

 自分が死ぬかもしれないってなったら、人は簡単に他人を欺くのかもね。

 

Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。