書かずにはいられない病気 ハイパーグラフィア

 

 小学生の頃、小説を書く授業があった。同級生が主題や題名に悩み、一行も筆を勧めずにいる間、僕は原稿用紙を3枚も使った。今まで色んな人に馬鹿者扱いされていたのに、先生からも同級生からも褒められたのが嬉しくて、授業が終わっても書くのを辞めなかった。それから高校1年になるまで続編を書き続けた。寝る時以外は、ずっと小説の事を考えていた。女性と出掛けている時ですら頭の中は小説の事。買い物なんて材料の一つなのである。あまつさえ夏休みなどの長期休暇の間も延々と小説を書いて、小学生の時なんか夏休みで小説を書かなかった日は3日だけだった。
 山ほど書いたけど、その小説をどこかに売り出そうとした訳じゃない。現に小説を書くのを辞めたら燃えるゴミに出した。文章を書いている事が楽しかった。その行為自体が目的だった。僕は記事の題名にあるような病気かは診断をもらっていないので判らないし、診てもらうつもりもない。精神科医なんて嫌いだから。だって僕が書く小説の題材は、不二一元論やヌーディズム、エコファシズムだ。超能力者も出てたな(笑)
 種別で言うなら、恐怖、探偵もの、お笑いなど、恋愛もの以外に思いつく小説の種類を取り入れて、ごった煮。漢字を全く使わないとかいう可笑しな小説も書いたりした。
 学生時代を小説に捧げたから青春なんてないので恋模様を表せなかったんだね(笑)
 時間を無駄にしたんじゃないかって後悔した事もあったけど、書きたい衝動は抑えられなかった。チラシの裏でも何でも、文字が書けそうだと思った所には下書きをしまくった。風呂の中でさえメモ帳に書いていたからね。でも、それがなんで落ち着いたかって言うと、動物に触れ合ったからだと思う。
 書く事に一生懸命で、文字通り3日も食べずにいた事もあるけど、厩務員だった頃は乗馬をしていたら小説の事なんて忘れていた。ボイコットして解雇された後、また執筆に没頭した。その時でも、書いている途中に犬が寄ってきたら妄想なんてせずに犬と遊んでいた。以前からそうだったけど、今こうして振り返ってようやく自覚した。
 でも、前飼っていた犬が肉体を離れたら、呵するどころか水も飲まなくなった。ましてや飯なんて食べてもすぐに吐く。これを機に、衝動が雪の如く消えた。
 そう思っていた。ブログをはじめた事で心の渇きを自覚した。よく考えたら、こんなサイト利用しなくても生きていける。ブログを続けているという事は、お腹を空かしたトラみたいに、ネタになりそうな物を見つけたら猛り立っているのかもしれない。
 
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