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和食屋で出会った機能不全家族の話

 

 僕の隣で食事をしていた家族。母親らしき人はプロレスラーみたいな体格をしていた。父親は巨漢。男の子供二人連れていた。

 一人の子が椅子の上でふざけていたら母親が怒鳴りながらその子の髪を掴んで壁に打ちつけていた。泣きはしないけどそれ以降子供は俯いていた。その間、父親は何も言わず食事をしているだけ。

 次に、もう一人の子が誤ってコップを割ってしまった。それを見た母親はヒステリーを起こして、その子の頭を何回も叩いていた。静寂の店内に響くのはその子の泣き声だけ。

 その後、母親は店員を呼んだけど夜のピークなのでなかなか店員は来ない。10分前後経ってから店員が来たんだけど母親は何を思ったか「来るの遅いんじゃボケ! いつになったら来るんじゃ!」と逆ギレ。やっぱりその間父親は何もしない。

 彼らは一度もコップを割った事を謝らないまま帰った。それまで、ずっと店内は静まり返っていた。あまつさえ満員の店内で誰も子供を助けようとしなかった。僕もそうだ。あの父親と同類である。本当は助けたかったんだけど、正直、あの体型に怯えた。虐待を助けられたかもしれないのに、小さい人だよ、僕は。

 
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